寺島進「藤木くんは陰で努力してんだなと思いました」
――この現場で見つけたお互いの意外な一面はありますか?
藤木:実は泳げない。
寺島:泳げるよ(笑)!さっき、金魚の話をしていて、俺が「金魚はずっと泳いでいられてすごい。俺は、浮き輪がないとずっとは泳げない」って言っただけです(笑)。寺島の意外な一面は、水槽を洗ってるっていうことだね(笑)。今、金魚を飼っていて、その金魚の成長を見て、生き物と触れあうのが楽しいんだよね。俺の朝の日課です。
――藤木さんの意外な一面はありますか?
寺島:すごい量のせりふがあって、しかも、舌を噛みそうな言いづらいせりふが多くて。でも、そのシーンの撮影もNGなしの1発オッケーで、さらに、監督からの指示で同じシーンを3回やったんですが、それをちゃんとやっていてすごいなと。
藤木:あのせりふ、10行ぐらいあるんですよ(笑)。
寺島:10行もあるんだ!それをNGなしでやってるからたいしたもんだな、陰で努力してるんだなと思いました。責任感も背負っているから、目に見えないプレッシャーもやっぱりあるでしょうし、その辺をサポートできればなと思ってます。
藤木直人「事件以外のシーンで人間味という部分を膨らませられたら」
――お二人のシーンも多いかと思いますが、医療チームと刑事チームでの撮影現場での雰囲気や他の共演者の方の印象はいかかですか?
藤木:病院チームだけのシーンが少ないんですよ。第1話の病院での会議以来、会ってない人とかいます(笑)。でも、事件っていうものにウエイトを置いてる作品だと思っているので、逆にそうじゃないところの人間味という部分を膨らませたいと思います。
――大塚寧々さんとのシーンはいかがですか?
藤木:寧々さんとは、以前、2作品でご一緒しているので、またご一緒できることを楽しみにしてました。役の関係も先輩ですし、実際にも先輩なので、そのまんまの関係性でお芝居できています。