乃木坂46・岩本蓮加が、11月19日に開催された1st写真集「いたずらな風」(竹書房)の発売記念取材会見に登場。写真集の発売を迎えた心境のほか、会見直前に所属する乃木坂46の「第75回NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)への出場が発表されたことを受け、率直な思いを語った。
大人になった“れんたん”の1st写真集
2016年、乃木坂46に3期生として最年少の12歳で加入し、“れんたん”の愛称で親しまれている岩本。“妹キャラ”から現在ではグループになくてはならない存在へと成長を遂げ、グループ活動の他にも最近ではドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」(カンテレほか)で主演(W主演)を務めるなど、活動の幅を広げている。そんな岩本の1st写真集は、赤道に近いマレーシアで撮影された。リラックスした素顔やカジュアルな笑顔、加入当初のあどけなさとのギャップにドキッとする20歳の女性然とした大人の顔つきなど、あらゆる表情が収められている。
完成した本を実際に読むまでは写真集を発売する実感が湧かなかったという岩本。あらためて11月19日に発売を迎えたことを受け、「加入したとき12歳だったのでまさかこんな日がくるとは…本当に夢にも思っていないくらい写真集の発売って遠い存在でした」とほほ笑みながら吐露し、「こうしていま記者会見を開かせていただいて、たくさんの人にお集まりいただいているのも夢のようですし、実際いろんな私が詰まった1冊を自分で見るのもすごく楽しかったので、早くいろんな人の手元に届いて、楽しんで見ていただけたらいいなと思っています」と、手に取ったファンの感想を心待ちにしている様子だ。
以前からファンに「写真集をいつ出すの?」「まだれんたんは出さないの?」と言われていたそうで、「高校生になった頃くらいからメンバーの誰かが写真集を発売するたびに言われ続けていて(笑)。でも私自身、自信ないし、写真集なんて私には無理だよっていう気持ちだったので、『出さないの?』と言われても『分かんない』って言い続けていたんです」と振り返り、「お話を頂いたときは、いよいよファンの期待に応えられるというか、恩返しできる機会になるんだなと思って、今はうれしい気持ちですね」と、晴れやかな笑顔で語った。
紅白出場決定に「年末に向けて頑張っていきたい」
また、会見直前に乃木坂46の10度目となる紅白出場が発表されたことを受け、司会者から感想を求められると「グループとしては10回目の出場になるんですけど、(1、2期生の)先輩方が作り上げて来たグループをこうして後輩だけのグループになっても長く続いて、乃木坂を守れているんだなっていう自信にもつながっています。こうしてあらためてグループのみんなで年末、すてきな1年を締めくくれるんだなと思うとすごくうれしい気持ちなので、これから年末に向けて頑張っていきたいなと思っています」と、率直な心境を明かした。
◆取材・文・撮影=森井夏月