年内に4人で計画しているのはサウナ&ご飯
――迫力の演技バトルに息をのみましたが、4人の中でいちばん嘘をつくのが上手そうなのは誰ですか?
西垣:上手そうなのは、悠貴じゃない?
倉:はい、そうなんです。役者だからとかじゃなくて、平気な顔で嘘をつけます(笑)。もちろん、優しい嘘も。
西垣:真顔で言うと怖いなぁ。
佐野:怖いよね。
赤楚:西垣は多分、嘘は下手だね。
倉:間違いなく、匠は嘘が苦手。
西垣:俺、下手です!
佐野:素直に本当のことを言っちゃいそう。
倉:まぁ、子供だからねぇ(笑)。
西垣:同い年だろ!(笑)。
赤楚:嘘は下手とか言いながら、佐野もなんだかんだ上手でしょう。頑張って理屈っぽく並べそうだな。
倉:それにいつもふざけているから、嘘かホントか分からない。
佐野:いやいや、ふざけてないんだよ! 真剣にやってるんだよ! 何かと「佐野くん、ちゃんとやって。ふざけているでしょ」って言われちゃうけど。
赤楚:一生懸命に弁解する姿がかわいい(笑)。
――佐野さんはなかなかスケジュールが合わないそうですが、皆さん、プライベートでも交流あるそうですね。次に4人で計画していることはありますか?
赤楚:みんなのスケジュール合わせるのが大変そうですけど、年内にサウナとご飯に行けたらなと。サウナ&ゴルフもいいな。倉はゴルフやらないの?
倉:僕はやらないです。
赤楚:倉がやれば、4人でコース回れるのになぁ。
倉:ゴルフウェアは持っているんだけどね。
西垣:一緒にやろうよ。
――最後にみどころをお願いします。
西垣:僕は大学の同期が就活する姿を見てきて、この映画のように本当に切羽詰まっているなって思ったんです。その緊迫感もリアルに表現されていると思います。
赤楚:どんな風に受け止めて欲しいかは、いろいろな見方があるので、提示はしないんですけども。ただ、やっぱり人間というのは、本当に表と裏という、いろんな面があるもの。物事1つに囚われちゃいけないと思えるんじゃないかなと思います。
倉:密室劇でサスペンス要素もミステリー要素もあって、さらにはヒューマンドラマでっていう作品はなかなかないと思います。監督が密室劇を得意とされる方なので、展開がバンバン変わって絶対に楽しめます。
佐野:会議室のシーンが多いんですけど、テンポ感も絶妙。デスバトルもみどころです(笑)。
赤楚:この作品はデスゲームじゃないです。殺し合ったりしません(笑)。
佐野:先ほど、演技バトルと言っていただきましたけど、みんなが今まで培ってきた芝居をぶつけあっているので面白いはずです!
取材・文/福田恵子
撮影/友野雄
【赤楚衛二】
スタイリスト/壽村太一(COZEN inc)
ヘアメイク/石川尋美
【佐野勇斗】
スタイリスト/伊藤省吾(sitor)
ヘアメイク/望月光(ONTASTE)
【倉悠貴】
スタイリスト/カワセ 136
ヘアメイク/桒原美那(yosine.)
【西垣匠】
スタイリスト/藤井エヴィ
ヘアメイク/松田陵(Y's C)