コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、やじまさんの漫画「お部屋ぐまルーミー」。
作者であるやじまさんが10月28日にX(旧Twitter)に本作「たまにタオルを忘れちゃうよ」を投稿したところ、4,600件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではやじまさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
お風呂に入ったルーミーが忘れたものとは…
くまのルーミーが、入浴後にタオルで体を拭くため浴室の出口に向かった。しかしいつもタオルをかけている場所にタオルがない。なんと、タオルを持ってくるのを忘れてしまったのだ。仕方なくルーミーは体が濡れたままタオルを取りに行き、その後濡れた床を拭いたのだった。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「たまにやるよ」「あとで濡れた床を拭くのがたいへんだよね」「共感」「拭いてるときちょっとだけ切ない気持ちになる」「昨日のワタシです」など共感のコメントが寄せられている。
「うちにいるクマのぬいぐるみが生活感のある生活をしていたら可愛い」お部屋ぐまルーミーの誕生秘話をインタビュー
――「お部屋ぐまルーミー」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
お部屋ぐまルーミーは、元々うちにいるクマのぬいぐるみが生活感のある生活をしていたら可愛いな、と描き始めました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
こだわりというわけではないのですが、海外の方が読んでもわかるようにサイレント漫画にしようと始めました。ですが、なかなかサイレントで何回も描くのは難しく、最近は喋るキャラも出てきています。
――「お部屋ぐまルーミー」の中で特に気に入っている作品があれば、理由と共にお教えください。
はちみつが残った瓶に温かい牛乳を入れて飲む回です。実際とても美味しいのと、ルーミーたちの後ろにいる牛と蜂が肩を組んで歩いてる表現が気に入っています。ただ、フォロワーさんから牛の乳首の数が違う、とご指摘をいただきましたので、機会があったら修正したいです。(笑)
――本作や「ねこに転生したおじさん」など、可愛い動物が登場する作品を多く描いていらっしゃいますが、理由やこだわりがあればお教えください。
元々小さい頃から可愛いキャラクターの出てくるものをよくみていました。ディズニーの初期作品や、たまごっち、マリオの敵キャラ、ポケモン、どこでもいっしょ、アランジアランゾなど…よくみていたのでそういうものの影響があるように思います。
――今後の展望や目標をお教えください。
ルーミーについてはねこに転生したおじさんと違って毎日更新ではないのでじっくりコトコト長く続けて、少しずつ読んでくれる人が増えたらいいなーと思っております。目標は特にないですが、絵本にできたらそれも可愛いのでやってみたいです。