「スノードロップの初恋」第9話あらすじ
第9話は――
クリスマスメニューの最終プレゼンが迫る中、和真たち開発メンバーは、メインとなるグラタンの味を思うように再現できず、焦りを感じ始める。それでも何とかして社長である父に認めてもらいたい和真は、伊勢からそれとなくあきらめるよう諭されても一歩も引かない。だが伊勢は、そんな息子の熱意に感心するどころか、和真を傷つけるような言葉を口にし、朔弥は二人のギクシャクした親子関係に疑問を抱く。すると伊勢は、胸に秘めていた和真への複雑な思いを打ち明ける。
一方、奈雪は近いうちに自分が死を迎えることがいまだ信じられずにいたが、それでもどうすることもできず、自らの幸せの象徴でもあるグラタンの完成に向けて仕事にまい進していた。そんななか、家で朔弥とコーヒーを飲んでいた奈雪は、苦いコーヒーを甘くするために朔弥がとったある行動から、亡き父の厨房で見た光景を思い出す。それは、創業当時のグラタンの味を再現するうえでの大きなヒントになる。
しばらくして、伊勢は和真と話をしようと商品開発部のキッチンを訪れる。すると、扉を開けてキッチンに足を踏み入れた瞬間、懐かしい香りが漂ってくる。
――という物語が描かれる。
涙を流す登場人物が続出する第9話
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、奈雪が「私ってどんな風に死ぬ?」と朔弥に質問する場面からスタート。一方、和真は「あなたが認める料理で僕は期待に応えたい」と伊勢に告げ、メニュー開発により力を入れる。そして、伊勢から「お前は最初からずっと、私の自慢の息子だ」と言われた和真は目に涙を浮かべる。動画の最後では、朔弥が涙を流し、奈雪が「何で泣いてるの?」と言い抱きしめている様子も。
SNS上では、「和真の涙を見て泣いた」「家族愛すてき」「グラタンもいよいよ完成するのかな」「朔弥の涙の理由気になる」などの声が上がっている。