近藤真彦、『ミッドナイトシャッフル』など3曲を生バンドと共に披露「“チカラ”が映像に反映されてるんじゃないかな」<MUSIC CROSS>
思い出の曲は“ギンギラギンにさりげなく”「宝物というか、感謝しかない」
――今回の収録は生バンドとの出演です。
近藤真彦(以下、近藤):バンドでやらしてもらえるのはうれしいです。歌番組では「カラオケで…」と、言われることが多い中、今回ツアーも一緒にまわっているメンバーでやらせてもらえたので、そういった“チカラ”が映像に反映されてるんじゃないかな、と思います。
――他ゲストとのクロスオーバーした感想は?
近藤:今日の共演者(SHOW-WA、柏木由紀)はほぼ、初めましての方ばかりだったんですが、みんなお行儀が良すぎですよね! あいさつもちゃんとされてて、自分(が若手の)の時は、彼ら彼女らのようにお行儀は良くなかったですね、関根さんに対しても(笑)。
関根勤(以下、関根):そんなことはないでしょう(笑)。
――今回の番組テーマは「青春のメモリーソング」ですが、ご自身の思い出の曲は?
関根:中学二年生の時、西郷輝彦さんの「星のフラメンコ」をちょっとマネしたんですよ。それが友達にめっちゃウケて! それがモノマネを始めたきっかけです。
テレビを見てても、笑わせてる人スゴイなって思ってたから、自分がウケたらすっごいうれしくて快感になりましたね。
近藤:僕は天地真理さん! ピンクレディとかキャンディーズじゃなくて天地さんだったんですよ。曲は「ひとりじゃないの」。
関根:すごい人気だったよね!
近藤:そうそう、真理ちゃん自転車みたいなものも発売されてて、さすがに乗りはしなかったけどね(笑)。
――近藤真彦さんの数ある名曲の中でも好きな曲は?
関根:僕は、いろいろあるんだけどイタリアンマフィアみたいなイメージの「アンダルシア」! ストーリー性があってカッコイイよね~。
近藤:よく話に上がるけど「ギンギラギンにさりげなく」が、僕の中で30代前後で大嫌いになった時があるんです。「ギンギラギンにさりげなく」の“マッチ”、と呼ばれることに対して「俺、もう30だよ!?」っていう思いから、からかわれているような気がして抵抗があった時期。
でも50歳になり、60歳を迎えるくらいになると「ギンギラギンにさりげなく」のような代表曲があるってことはすごい財産なんだって気付く時期がくるんですね。だから、今では「ギンギラギンにさりげなく」の“マッチ”と言われることに対して宝物というか、感謝しかないです。
――今回披露してくれた曲について。
近藤:「ホレたぜ!乾杯」は、2コーラス歌わせてもらったけど、(これまで2コーラスを)歌ったことがなかったんですよ。(2コーラスを)歌うのはレコーディング以来。1コーラスはコンサートのメドレーとかでやってはいたんですけどね。
改めて今、2コーラス目の歌詞とか「こんな歌詞だったんだ」という発見がありましたし、リハーサルは緊張しましたね(笑)。そんな所も含めて放送をぜひ楽しんでいただけたらと思います。