県庁生安課で働く大野木龍臣は、突然の辞令で「特別対策室」への部署異動を命じられた。特別対策室は、怪異としか説明のつかない事件や事故など、世間には公表できない訳ありの案件を解決するための部署だった。わけもわからないまま、手当たり次第に情報を集めていた大野木は、奇妙な骨董店の噂話を耳にして…?
真面目な公務員が怪異を視る力を持つ青年とタッグを組み、街に潜む怪異に立ち向かう「夜行堂奇譚」 (漫画・立藤灯、原作・嗣人)から、29回連載でお届け。今回は第6回となる。
前回、尼ヶ崎氏が調べていた地下通路に隻腕(せきわん)の霊能者・桜千早とやってきた大野木。通ってきた昼間とは違い、入り口はコンクリートで固められていたが…?
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