仕事、そしてプライベートの“願望”は?
――恋愛だけではなく、いろんな願望が渦巻くドラマですが、倉科さんご自身の“願望”は?
お仕事での願望としては、私、“コメディー”をやりたいです。今回も“悪女”を演じさせてもらえて楽しかったんですけど、全然違う感じのもやってみたいなって。
みんな、私の“悪女”はたくさん見てきたと思うんです。今回のドラマに限らず、悪女でいる時間が長いと、その思考を使うからダークな部分に影響を受けてしまう気がして長期間はダメです(笑)。
私に“コメディー”というイメージはあまりないと思うので、皆さんの見たことのない私の表現を見ていただきたいし、楽しんでもらいたいなぁって。
そしてプライベート面での願望は、ここ最近、自分の時間があまりなかったりしたので、友達とごはんに行ったり、旅行したりして充実させていきたいです。今まではお仕事に一直線でずっと走ってきた感じがあるのですが、自分は何が好きだったのか分かんなくなったりすることもあって、自分の感情を整理したり、自分の好きなことを改めて探していきたいなって思っています。
――最後に見どころを含めたメッセージをお願いします。
さまざまな願望や欲望が渦巻いていて、さまざまな恋愛の仕方があって、それがすごく色濃く描かれているので、映像になるとどんな感じになるのかなと思っていたのですが、美しく色っぽさもありながら、とても上品な仕上がりになっています。
そんな恋愛群像劇を、キャラクターに共感して見るのもいいですし「こういう世界、私は関係ないわ」って思って見てもらってもいいのかなって思っています。面白いのでぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
「情事と事情」あらすじ
裕福な家庭の娘として生まれ、装幀家として活躍する結城愛里紗(倉科カナ)。愛里紗の夫で会社役員の結城修(金子ノブアキ)。愛里紗の友人でフリーライターの中条彩江子(さとうほなみ)。カメラマンの世良晴人(佐藤寛太)。愛里紗の夫・修と愛人関係にある玉木まりも(森香澄)。ピアニストの佐藤玲門(寺西拓人)と、その恋人でピアノバーの経営者兼バーテンダー・水無月流奈(真飛聖)。次第に各々が抱える事情が明らかになり絡み合って、意外な繋がりを見せていく大人たちの“情事と事情”を描いた物語。
「情事と事情」(全8話※1~2話は無料配信)はLeminoにて12月5日より毎週木曜独占配信。
◆取材・文=田中隆信
https://lemino.docomo.ne.jp
●「情事と事情」特設ページ
<配信開始日時>
2024年12月5日(木)、以降毎週木曜更新予定。全8話。
※「#1」「#2」は広告付き無料配信、「#3」以降は月額課金制・Leminoプレミアムにて配信
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