関水渚のコメント
オファーを頂いたとき、以前ご一緒したプロデューサーの祖父江(里奈)さん、吉川(肇)さんとまたお仕事できることがとてもうれしかったです。すてきな作品を作っていただき、役者としてワクワクしたので、今回もどんなふうに自分の心が躍るんだろうと楽しみでした。
今回演じる黒見白華は、「理想の家族」について強い信念を持つキャラクターです。黒見白華の心の機微や、これまでの人生で形成されてきた人格を皆さまに毎話少しずつ丁寧にお見せできたらと思います。とにかく丁寧に黒見白華を演じ、私自身の心に宿し、毎日コツコツと撮影に励みたいと思います。共演者の皆さまと本読みをした段階でこれは間違いなく面白くなると確信しました。どうぞ、ご期待ください!
原作者・きづきあきら+サトウナンキのコメント
――実写化決定についての感想をお聞かせください。
「家政婦クロミは腐った家族を許さない」がドラマ化されることになり、本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです!漫画というのは基本的に自分たちの頭の中で作られますが、ドラマでは脚本家や監督をはじめ、実写化に携わってくださる多くの方々と共に新しい形で物語を表現していただけることにわくわくしています。
また、俳優の皆さんがキャラクターに息を吹き込み、新しい「家政婦クロミ」がどのように映像化されるかがとても楽しみです。そしてドラマを見てくださった視聴者の皆さんが、これを機会に原作のほうも知っていただけたらうれしいです。
――視聴者へメッセージをお願いします。
この物語は、一見ドロドロで残酷な展開の物語に見えますが、家族を求める物語でもあります。主人公クロミが「腐った家族」と対峙し、それぞれが抱える心の問題を浮き彫りにしていきます。登場人物がみずからの抱える闇や葛藤と向き合った時、彼らが家族の再生や絆を求めてあがく姿を見届けていただけたらと思います。
そして、原作を読んでいただいている方々にも、ドラマ「家政婦クロミ」がどんな形で届くのか、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらうれしいです。