夜、作業終わりに賢将が百合子のところにやってきて紙に包まれた指輪を差し出し、「これ、長崎で買ってきた。百合子に」という。驚いて指輪を見つめる百合子に「なんか反応しろ。メダイのネックレス出したときはあんなに感激したのに」「なんで?」と尋ねる百合子に「それを聞くかな」という賢将。
「私が今日まで賢将に付き合ってあげたお礼なら、もっと考えなさいよ。指輪なんて意味が出ちゃうでしょ」と百合子が言うと、賢将は彼女の左手の薬指に指輪をはめて「ぴったり」という。百合子は賢将の顔を見返して「え、待って…私、カトリック…」と言い、賢将は「そうだね」と肯定する。「離婚できない」という百合子の手を握って「うん」と頷く賢将。
「私は、私はだって…」と百合子が言うと賢将は落ち着いて「わかってる。百合子はそのこと気にして今まで生きてきた。父さんにも話した。2人が良いならいいんじゃないかって。これからも付き合ってよ、俺の人生に。俺も、百合子の人生に付き合うから」と語りかける。百合子が涙を浮かべながら「私の人生、手強いわよ」と言うと「俺はタフだよ。百合子がいれば」と言う。百合子が「私がいなきゃダメじゃない」と百合子が涙を流すと賢将は「そうだよ」と言って彼女を抱きしめる。朝子と鉄平は声を出さないまま、何回も万歳をして喜ぶのだった。
なぐさめ合っているように見えた百合子と賢将の愛が本物になったように感じられて胸が熱く涙が流れた。X(旧Twitter)でも「賢将が百合子にプロポーズ‥ほんと泣いた!」「賢将がいつの間にか本気で百合子のこと好きになってたとか良すぎる…」「やばい何回見ても賢将のプロポーズシーン良い 泣いちゃう」と感動のコメントが寄せられ、トレンド1位に輝いた。
◆構成・文=入江奈々
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