板谷由夏「いとおしい時間を平安時代で表現できたのは宝物」
大河ドラマ「光る君へ」での夫婦役が話題となった二人だが、井浦は「そもそもこの作品がはじめましてではなくて、ありがたいことに僕たちは友達として時間を重ねさせてもらえています。なので、絶対的な信頼、安心感を持って夫婦役を演じさせてもらえたので、まず本当に板谷由夏さんと一緒だからこそできる夫婦の形っていうのが挑戦できるなって最初から思っていましたね。案の定、撮影が始まれば、一瞬にして夫婦の距離感だったり、細かな温度感だったりを2人で表現できることがもうたくさんあったので、やっぱり由夏さんで良かったなって本当に思いました」と、板谷との共演への思いを吐露。
板谷も「お芝居って言葉に出さないキャッチボールと言いますか、会話ができるかできないかっていうところがあると思っているんですけども、新くんとはそういった目に見えないところでの会話が、言葉にしなくてもいい会話がきちんとできる役者さんだと思っていて。私もそういうところがあるので何にも不安はなくて。10年前に『同窓生~人は、三度、恋をする~」(2014年7~9月、TBS系)で親友役をやったんですね。それから久しぶりの共演だったんですけど何も変わらず、井浦新くんはそこにいてくれるだけで旦那さまでいてくれました。夫婦でいられて良かったなっていう、いとおしい時間を平安時代で表現できたっていうのは、すごく宝物になりました」と、共演した感想を述べた。
「好きが高じて作り始めている」井浦新が時計への思い語る
また、時計を身に着ける際のこだわりを聞かれる場面も。板谷は「ジュエリーの一部だと思っているところがありまして、ないと不安なんですね。節目節目にご褒美で自分へのプレゼントにすることもあります」と語る。
井浦は「時計は必需品なので、僕は場面によって合わせていく。アクセサリーとしてもファッション的に楽しむ時と、例えば自然の中に入っていく時に身につける時計だったり、あとは都会だったり、このようなフォーマルな場所であったり、場面場面で時計を変えていくのがやっぱり楽しいです。時計を楽しみながら何十年もたつけれども、きっと飽きることがないので、時計ってもう生活の一つなんだなっていうふうに感じていますし、好きが高じて今は自分でも場面に合った、目的に合った時計を作り始めたりとかしたり、時計はとても好きなものの一つです」と、時計のこだわりを明かした。