俳優のマッツ・ミケルセンが、12月8日に千葉・幕張メッセで開催された「東京コミックコンベンション2024」(以下「東京コミコン2024」)内のセレブ・ステージに登場。ドラマ「ハンニバル」で共演したヒュー・ダンシーと共に出演作にまつわるトークを展開した。また、ミケルセンが声優を務める超実写映画「ライオン・キング:ムファサ」についても語った。
ミケルセン「おすしが好きです。いくらでも食べられます」
映画「ドクター・ストレンジ」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」など、多くの作品に出演している“北欧の至宝”ミケルセンが、2023年の大阪・東京、2024年の大阪に引き続き4回連続で「コミコン」のために来日。ステージに登場したミケルセンは客席を見渡しながら「皆さんの声も聞こえました。東京に戻って来られて本当にうれしいです。ありがとうございます」と手を振り、笑顔を見せた。
今回のセレブ・ステージは「ハンニバル」で共演したダンシーと登壇。昨晩(12月7日)は一緒に食事にも行ったらしく、ダンシーが「神戸牛を食べたんですが、ものすごくおいしかったので私の好きな食べ物リストのトップになりました。言っておきますけど、和食は何でも大好きです(笑)」と語ると、マッツも「私も同じく、和食は何でも好きです。昨晩頂いた神戸牛も本当に素晴らしかったです。でも、私の場合、おすしが好きです。いくらでも食べられます。今日食べて、明日食べて、明後日食べてもOKです(笑)」と、前夜に食べた神戸牛と好きな和食について幸せそうな表情で伝えた。
「ライオン・キング:ムファサ」は“シェイクスピア的な作品”
12月20日(金)には、ミケルセンが声優を務める超実写映画「ライオン・キング:ムファサ」が公開される。同作は、「ライオン・キング」の主人公・シンバの父・ムファサと、かつては“タカ”と呼ばれた“ヴィラン”の弟・スカーという、“宿敵”として知られる彼らの知られざる真実を描いた“はじまりの物語”。ミケルセンが演じるのはムファサとタカを追い詰める“冷酷な敵ライオン”のキロスだ。
あらためて、作品と演じる役柄について「『ライオン・キング:ムファサ』は、皆さんおなじみの『ライオン・キング』の前日譚になります。ムファサがどうしてムファサになり、スカーがどうしてスカーになったのかが描かれていますが、非常にシェイクスピア的な物語になっています。私の役“キロス”を悪いヤツという人もいるかもしれませんが、私自身は悪いヤツではありません(笑)」と冗談交じりに話し、会場を和ませた。
また、1年前の「東京コミコン」では、デンマーク語での「愛してる」を教えてくれたミケルセン。今回は「“会えてうれしい”のデンマーク語を教えてください」と質問され、「デンマーク語にはそういう表現がなくて…」と言って少し考えた後、「これも同じ意味だから」と言いながら観客に向けて“投げキッス”をした。
最後は「いつも皆さんが温かく迎えてくれて、全部を受け止めてくれることが本当にありがたいです。またお会いできるのを楽しみにしています」とあいさつし、ダンシーとハグをして、ステージを後にした。
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