芽はファッションコンクールの最終審査に臨む
頭の整理がつかない涼は、再会を喜ぶより先に衿を責め立てる。「なんでいなくなったの?ここで何してんの?ずっと心配してたんだよ?」。そんな涼に「わたしは涼が思ってるような、天使みたいな妹じゃないから」と、ありのままを吐き出す衿。
2年前に突然失踪した理由、今まで誰にも言えなかった苦しみ、それは涼の知らなかったことばかり。衿の変化を受け止めきれず、あまりのショックにがく然とする涼は、仕事にも身が入らなくなる。
そんな中、沼田と共にファッションコンクールの最終審査に臨む芽から「絶対来てよね」と釘を刺された涼は、審査会場に律と恵と3人で応援に駆け付ける。
コンクールの最終審査が始まり、次々とモデルとなった者たちが舞台に登場する。やがてモデルとなって審査の服を着た沼田が現れ、さっそうと舞台を歩く。観客席にいる涼たちは拍手して喜び、盛り上がる。
審査の発表の瞬間が訪れ、沼田と芽のペアが大賞に選ばれた。観客席にいる涼たちは喜び、舞台上の芽も「やった!」と言って沼田と喜びを分かち合う。しかし、審査員から沼田が担当したデザインが高く評価され、受賞のインタビューで芽はマイクを向けられると「えっと…デザインはこっちがしました」と言ってマイクを沼田に渡す。沼田が受賞のコメントを述べる隣で、芽は複雑な表情を浮かべるのだった。
念願の大賞受賞を果たした芽だが、沼田ばかりが注目されて、、芽の胸の内を思うと切ない気持ちが込み上げてきた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.hulu.jp/colors-of-sisterhood
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