キャスト陣が“型破り”なエピソードを告白
型破りなサラリーマン・金太郎が、時代や常識をぶち破るという映画の内容にちなんで、自身の“型破り”な一面をそれぞれ発表することに。
鈴木は「おいしい魚の干物を見つけて、自宅のグリルで調理しました。でも、網の下に入れる水の量が分からずパンパンに入れたら、魚の油と水がバシャッとこぼれて2、3日臭いが取れなかった。魚はおいしかったけど、床はとんでもないことに。誰か消臭方法を知りませんか?」と型破り男飯に苦笑い。
榎木は「30年前に行っていた単独ヒマラヤ登山」と若き日の無茶を振り返り、文音は「撮影初日の居酒屋のシーンで、肩の力が入ってしまい、『金ちゃーん!』と言いながらテーブルに並んでいる酒を全部なぎ倒した」と型破りなNGに反省する。
一方、影山は型破りな特技として「寝たら覚える能力がある」といい「舞台に出演した際に、一度寝たら舞台の台本を全部覚えていて、頭の中で読み上げるように音読ができた」と、尋常ではない自身の記憶力を報告。そんな俳優としてうらやまし過ぎる能力に、浅野は「え? 暗記パン!?」とビックリ。
その浅野は「禁煙しました!」と禁煙に6カ月成功していることが自身にとって“型破り”だと話すが、「令和ですから、時代とともに禁煙して。でも、私的には気が狂いそうなので、いずれ戻る!」と喫煙を予告し、笑いを誘う。
舞台あいさつ終盤には、原作者・本宮からの「金太郎は30年前に『世の中の主人公はサラリーマン・働く人全てである』という思いで描き始めた漫画です。その気持ちは今でも変わりません。映画を見ていただいて『世の中に元気』が届けられることを期待している」という激賞メッセージを紹介。その言葉に大感激の鈴木は「偉大なる先生なので、いつかご縁があればお会いして、丁寧にごあいさつをしたい!」と初対面を希望。
最後に、鈴木は「金太郎は働くサラリーマンの味方であるべき存在です。彼の熱い思いが、映画を通して伝わったらうれしい。仕事で落ち込んだり、嫌なことがあったりしたときに、この映画が皆さんの背中を押してくれる存在になったら幸いです」と、客席へ向けて心温まるメッセージを送り、会場が拍手に包まれる中で完成披露舞台あいさつは幕を閉じた。
【暁】編:2025年1月10日(金)/【魁】編:2025年2月7日(金)
前後編二部作 東京・新宿バルト9他にて連続劇場公開
https://salaryman-kintaro.com/