コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、かやぬゆみさんの漫画「ねこがんばらない」シリーズより「寒くてホットカーペット出した」をご紹介。
作者であるかやぬゆみさんが10月22日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2.6万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではかやぬゆみさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
ホットカーペットを出したねこがとった行動とは…
ねこはホットカーペットの上でお腹を温める「おなかあったかねこ」になった。そしてさらに仰向けになって「せなかあったかねこ」になる。最後はそのままお腹の上に小さな”くろねこ”が乗っかり、「おなかせなかあったかねこ」になった。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「ねこ本当に可愛い」「お腹つんつんしたい」「かわい…心がぽかぽかです」「このねこたちの間に手をいれたい」「お餅みたい」「布をかけてぜんしんあったかねこにしてあげたい」などの声が寄せられている。
「1人でもクスっと笑ってくれたり癒されてくれたら嬉しい」作者・かやぬゆみさんに漫画へのこだわりをインタビュー
――「ねこがんばらない」シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。
ねことくろねこのキャラクターは、LINEスタンプを作り始めた時に、誰でも使いやすいシンプルでかわいいキャラクターを考えている時に生まれました。その後、私の人生がどん底の時に、もう何も頑張りたくない気持ちをねこに代弁してもらう形でSNSに投稿し始めた事がきっかけです。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
見てほしいポイントは、3コマ目のくろねこさんがお腹に乗って「おなかせなかあったかねこ」になっているところです。私自身がホットカーペットの上でごろごろしている時に「こうなりたい」という願望でもあります。
――「ねこがんばらない」や「ゆるいすいぞくかん漫画」など心が癒される作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
小さい頃からかわいいキャラクター達にたくさん癒されて生きて来たので、私の描く世界でも1人でもクスっと笑ってくれたり癒されてくれたら嬉しいなぁと思いながら描いています。
――キャラクターを創作するうえでこだわっていることがあればお教えください。
かわいさの中にちょっとシュールさも出せるように意識して描いています。あと最終的にはみんなぬいぐるみになって欲しいので「この子が立体化したらかわいい」を基準に、触りたくなるようなモチモチムチムチ感も大切に創作しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
いつか私のキャラクターのグッズを身に付けている人と道でばったり会うのが夢なので、様々なグッズを展開して行きたいのと、ねこやゆるいすいぞくかんなど、それぞれのキャラクターの漫画やイラストを一冊にまとめた本を出すのが目標です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも私が描くゆるい動物たちをかわいがって下さりありがとうございます!SNSなどでいただく反応やお言葉の一つ一つが制作を続ける上での励みとなっています。これからも楽しんでいただけるよう描き続けますので、引き続き見守っていただけましたら嬉しいです!