ジェシー、弁護士・杉浦役で難しいのは「『えっ?』のバリエーション」第10話ではラップを披露<モンスター>
趣里が主演を務めるドラマ「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が12月16日(月)に放送される。放送に先駆け、弁護士・杉浦を演じるジェシーからコメントが到着した。
異色のリーガル・エンターテインメント
本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。
物語の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。
亮子に振り回される東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。
ジェシーコメント
――ついにラスト2回の放送となりました。これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?
「見てるよ」と、よく言われますね。先日は、田村淳さんに「モンスター」見てるよって言っていただきました。「ジェシーの表情や受けの反応がすごくいいよね」って。杉浦がいることによって、ストーリーに柔らかい面が出ていいねと、いろんな人から言っていただけてありがたいです。家族からは、大変そうだねと言われますね。
――弁護士役は、やはり大変ですか?
大変です(笑)。
――亮子と杉浦の関係性の変化など、演じるにあたり意識したことがあれば教えてください。
回を重ねるごとに、一緒のタイミングで顔を見合わせるとか、“間”が合ってきたかなと思いますね。亮子と杉浦のコンビ感や絆が少しずつ積みあがっているのが、じわじわと伝わっているといいなと思います。お互いちょっとアドリブを入れたりというのも、増えてきた感じですね。カットがかかるまで、一言二言追加でボソっと言っているところは、アドリブだったりします。そういうのが楽しいですね。やりすぎても良くないというか、おかしな方向にいってしまうので、それほど多くはないですけど。
――杉浦は、亮子の思いもよらぬ行動に、「えっ!」と驚くことが多く、さまざまな「えっ!」があったかと思いますが、ご本人としては演じてみていかがでしたか?
監督から「えっ?」のバリエーションを考えてほしいというオーダーが最初にあって、いろいろ自分なりに考えた部分でした。でも、現場行って、相手のリアクションを受けての「えっ?」ではあるので、やってみて、ちょっと違ったなと思うこともありますし、「えっ?」だけのセリフの時とか、やっぱり難しいです。役を演じるのは好きですけど、簡単ではないです。
――これまでの放送で、好きなシーン、印象に残ったセリフがあればお教えください。
8話の亮子がティーポットを高々とあげて、紅茶を注ぐシーンが好きです。あのシーン自体、元々は台本になかったものですが、監督の遊び心の1つで、あのシーンは面白かったですね。あとは、1話で亮子がブチ切れるシーンも好きです。こんな感じになるんだ…と。
――撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。また、共演者の意外な一面、驚いたことなどがありましたらお願いします。
共演者の素顔は…みんな優しいです(笑)。撮影中によく話をすることは、ご飯の話が多いですね。先日、趣里さん、宇野(祥平)さん、音月(桂)さんと4人で焼肉行きました。みんないい人です。
古田さんとはまだ飲みに行けてないのですが、行きつけのお店を3つほどお聞きしたので、運試しみたいに、フラっと行って会えたらいいな、なんて思ってます。
――撮影を乗り切るジェシーさん自身のリラックス方法・楽しみにしていることがあれば教えてください。
楽しみにしていることは、ご飯ですね。ジムも行きたいです。
――第10話や今後の展開のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
第10話は、外でのロケも多く、まず景色が変わると思います。そして、杉浦に関しては、頑張ってラップに挑戦します。弁護士として寄り添うことの一環なのですが…ぜひ、そこも見逃さず見ていただければと思います。