布袋寅泰、日本武道館で2024年を締めくくるライブを開催「毎日を大切に俺たちの“HISTORY”を更新していきましょう!」
布袋寅泰が12月6日と7日に東京・日本武道館で「LIVE IN BUDOKAN ~The HOTEI~ “Super Hits &History”」を開催。全25曲を披露し、観客を熱狂させた。今回は7日に行われた「Day 2 The HISTORY」の模様を紹介する。
布袋寅泰「今日新しい“HISTORY”を作るぜ!」
大歓声に包まれながらバンドメンバーが登場。それぞれの持ち場につくと、2日目は1日目と打って変わり、ブラックレザーのスーツでシックに決めた布袋がステージのセンターに立った。
スタートの「NO. NEW YORK」では、ボルテージ全開のステージに応えるよう、オーディエンスも全力で拳を上げ、武道館を揺らすほどのシンガロングをとどろかせる。布袋は間奏で右手を旋回させるウィンドミル奏法でオーディエンスを鼓舞し、さらなる高揚へと導いていく。そして「Marionette」、カッティングリフが印象的な「BAD FEELING」と、BOOWYナンバーで立て続けに攻めていく。
(※「BOOWY」の2つ目のOはストローク符号付きが正式表記)
布袋は「今日は“HISTORY”と題して懐かしい曲はもちろん交えながら、後ろ向きな気持ちではなく、今日新しい“HISTORY”を作るぜ!というそんな思いでみんなと楽しみたいと思います!」と明るく語った。
その後の「BE MY BABY」では、H ZETT Mのピアノとホーンアレンジが絡むアウトロのアレンジがパーティー要素を加速させる。「PROPAGANDA」ではオーディエンスが伸び縮みするリズムと“偽りのビート”で踊り狂った。さらにガットギターから、サスティナーを使ったトリッキーなフレーズに流れるギターソロが同曲の無機的世界を演出。
その世界観のままにピッキングハーモニクスを加えた鋭利なリフが強襲する「MATERIALS」へ突入。デジタルロックという言葉がまだ生まれていない時代に布袋が作り上げた、“GUITARHYTHM”を象徴する曲だ。突如、ピアノソロからのギターソロへとつながっていく、ドラマチックな間奏のアレンジが印象的で、無数の光が交わる照明も美しい。
ドラマチックでエモーショナルなギターソロを披露
一変して、「MEMORY」の幻想的な世界が広がった。布袋が手にするギターは白地に黒ラインのHOTEI MODEL。BOOWYが解散宣言をした1987年12月24日の東京・渋谷公会堂において、同曲で手にしていたのがこのカラーリングのモデルだった。旅立ちをつづった詞を歌い上げる優しいボーカルに耳を傾け、それぞれの思いに浸るオーディエンス。あの日と同じように感情の赴くままギターソロを弾く布袋。今はどこか優しい表情で旋律を奏でているように見えた。
そうしたノスタルジックな空気は「DANCING WITH THE MOONLIGHT」へ引き継がれる。光が交差していく夜空のようなステージをハンドマイクで歌う布袋がゆっくりと歩み、重金属打楽器奏者、スティーヴ エトウもジャンベを抱え、トライバルなリズムを刻みながらステージ前方へと躍り出る。
布袋は穏やかに「人生はいいことばかりじゃない、いろんなストーリーを掲げてここに集まってくれている。会いたくても会えなくなってしまった人、伝えたくても伝えられない思い、平和への願い、いろんな優しくて熱い思いを抱いて集まってくれた方々へ送ります」と語り、情感たっぷりに「FLY INTO YOUR DREAM」を歌い上げた。むせび泣き、叫び、怒り、笑い、感情の全てをたたきつけるようにギターで表現する、ドラマチックでエモーショナルなギターソロはこの日の大きなハイライトだった。
エンジン音にギターリフが重なって始まった「SUPERSONIC GENERATION」、黒田晃年との掛け合いギターバトルを展開した「GOOD SAVAGE」と、ソリッドでアッパーなナンバーを畳み掛け、「DIVING WITH MY CAR」では熱い歌を聴かせる。
「楽しんでる?懐かしい曲を聴くとさ、あの時の自分、あの時の景色、時代、相棒、恋人……いろんなこと思い出すよな。次の曲もかなり懐かしい曲です。覚えてるヤツは一緒に拳を上げてください!」と言い始まったのは「TEENAGE EMOTION」。続く曲は「LONDON GAME」で会場は狂喜乱舞の盛り上がりを見せた。
そして、皆が頭上にあげた右手で“人生を指で回す”「MERRY-GO-ROUND」。曲の終盤ではマシンガンギターが炸裂し、布袋はオーディエンスのシンガロングを自在に操りながら、そのまま「C'MON EVERYBODY」「GLORIOUS DAYS」と『GUITARHYTHM』からのナンバーを立て続けにドロップ。ラストナンバー「Dreamin’」で、本編は絶頂を迎えた。
ユニバーサルミュージック
発売日: 2024/07/03