“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00~10:30 ABEMA SPORTSチャンネル)#66が、ABEMAにて12月15日に生放送され、サッカーの移籍市場に関する数々のスクープを報じてきた、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノに日本のテレビで初めて独自インタビューを行った。
本番組では、現在、ABEMAで生中継している海外サッカーを中心に、レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継したメジャーリーグベースボール(以下、MLB)など注目スポーツの最新情報を毎週日曜に生放送で公開している。
本放送回では、サッカーのメインコメンテーターとして、サッカー元日本代表の槙野智章、コメンテーターとして、同じくサッカー元日本代表の遠藤保仁、ウエストランドの井口浩之が出演した。
12月15日の放送では
12月15日の放送では、ロマーノは選手の移籍スクープを専門として取りあつかうイタリアのジャーナリストで、その信頼度の高さから、世界中のサッカーファンから大きな支持を集めているのに加え、日本では、ロマーノによるスクープは“ロマーノ砲”と呼ばれ、親しまれている。
日本人選手情報も報じており、2022年の吉田麻也選手のシャルケ移籍を予言すると、それを目にした吉田選手本人は「奥さんにも言ってないこと、知られてた」と自身のSNSに驚きの言葉を残していた。番組では、半年間におよぶ交渉の末、ロマーノの独自インタビューを実現させた。
まずはスクープを連発するロマーノの情報源について直撃すると、ロマーノは「スクープの95%はクラブ幹部、代理人、そして選手からの情報なんだ」と明かし、「彼らと信頼関係を築くために、試合をチェックしてゴールを決めたら、『おめでとう』のメッセージを選手や代理人、クラブのスポーツダイレクターに送る。僕のミッションは、彼らの最高の友人であることだからね」と特ダネを発信するための秘訣を語る。
また、自身のスクープにおける“信念”について、「僕のフォロワーに課金させないようにしている。お金を払ったら移籍スクープが見られるアプリを提案されたこともあるけど、『ぜったいにやらない』と断ったよ」と断固たる意志を明かす。
さらには日本人選手の移籍市場について、番組だけに特別なスクープを披露する。現役日本人選手のなかで市場価値1位の久保建英選手について、「プレミアリーグの複数のクラブが興味を持っていたけど、夏の移籍では実現しなかった。来年の夏には状況が変わるかもね」と前置きをした上で、「正しい額のオファーが届けば、おそらくプレミアリーグに行く。彼はすでにステップアップの準備ができていると思うよ。2025年は久保にとって変化の1年になる」と大胆予想をした。
すると、ロマーノの“ロマーノ砲”に負けじと、槙野が“マキーノ砲”を発射する。日本代表キャプテンの遠藤航選手に関する特ダネとして、リヴァプールに移籍して2年目となった遠藤選手は、今シーズンは出場機会になかなか恵まれず、移籍のウワサがささやかれることに槙野は、「遠藤選手の関係者の方と話しましたけど、『試合に出ていなくても強度の高いトレーニングをできているから、本人はリヴァプールでやりたい意思が強い』と言っていた」と続けて、「マキーノ砲は、ほぼゼロに近いですけど(笑)」と話していた。
毎週日曜夜10:00~10:30 ABEMA SPORTSチャンネルにて生放送
【12月15日 #66】
「ABEMAスポーツタイム」