<ザ・トラベルナース 最終回>主題歌を歌う斉藤和義のサプライズ出演に、岡田将生「感無量」
12月19日に最終回を迎えた医療ヒューマンドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)のラストシーンに、主題歌「泣くなグローリームーン」を担当する斉藤和義が、バックパッカー役で出演。事前告知は一切されていなかった事に加え、斉藤がドラマに出るのはこれが初とあって、番組の最終回にふさわしいビッグサプライズとなった。
ラストシーンで登場して主題歌を演奏
本ドラマは、手術の際に医師を補助し一定の医療行為を実施できる「NP(=ナース・プラクティショナー)」の那須田歩(岡田将生)と謎多きスーパーナースの九鬼静(中井貴一)のクセ強看護師コンビが、“患者ファースト”の精神で医療現場を改革していく物語のシーズン2。
ラストシーンで、フィリピンの病院で再会を果たした歩と静が、おなじみの丁々発止の口ゲンカを繰り広げながら歩く中、その背後に子どもたちに囲まれながらギターを弾く男性が。その人物こそ、まさに斉藤。そして彼は「泣くなグローリームーン」を奏で始めた。
主題歌「泣くなグローリームーン」のMVには岡田が出演
先週公開された「泣くなグローリームーン」のMVには、岡田将生が出演。タクシー運転手に扮した斉藤とその客として、楽曲の世界観を立体化した。
岡田は、主題歌解禁時から「タイミングが合えば、実際にドラマの現場に遊びに来ていただけたらうれしいですし、いっそドラマに出演してほしい」と願っていたが、斉藤は「“餅は餅屋”だと思ってるので、お芝居は恥ずかしくて、絶対ムリ」と尻ごみ。だが、スタッフに勧められた事もあり、MV出演の恩返しの気持ちで、遂にテレビドラマ初出演を決意。岡田の願いが、最終回でかなえられる事となった。
相互コラボが実現した事について、岡田は「すべてが繋がった感じがして、感無量」と感激冷めやらぬ様子。かたや、斉藤も「いつもと全然気配が違うので、小恥ずかしいものがあった」と照れくさそうにしつつ、「場違いな感じだなと思いながらも、記念になった」と清々しい表情。
斉藤は撮影当日、10代の頃から知る岡田の頼もしい姿に「何でもいける役者さんになってスゴいなぁ」と感慨を覚える一方、初対面にもかかわらず気さくに話しかけてくれた中井に対しても「本気で好きになりそう(笑)」と感激しながら、撮影を堪能した。