1月からtvkほかで放送が開始したアニメ「おまもりひまり」の原作コミックス第6巻が発売。それを記念して9日、原作者・的良みらんのサイン会が都内のアニメイト秋葉原店で開催され、シークレットゲストとして九崎凛子役・野水伊織と伽耶役・本多真梨子が登場した。
本作は、漫画雑誌「月刊ドラゴンエイジ」(富士見書房)にて連載中の、的良みらんによるコミックのアニメ化。天涯孤独の高校男子・天河優人(声:平川大輔)を中心に、彼を守るためにやってきたという妖(あやかし)や幼なじみたちが巻き起こすドタバタラブストーリーを描くファンタジー学園コメディーだ。
サイン会は、的良みらんを待つ多数のファンの前に姿を現した野水と本多の「原画担当の的良と、作画担当のみらんです。2人合わせて的良みらんでーす!」というドッキリギャグでスタート。その後登場した的良も「サイン担当の的良です!」と2人に合わせ笑いを取るなど、始終和やかなムードで行われた。
サイン会終了後には、的良、野水、本多のインタビューが行われ、的良は「野水さんと本多さんがいてくださったおかげで、待っている方も退屈せずに済んだのではないかと。サインをしている姿をじっと見られているとプレッシャーを感じるのですが、今回はお客さんの目を2人が引きつけてくださっていたので、目の前に来た方へ集中することができました」とコメント。また、サイン会の感想を、「本多さんと2人でコントっぽく出てきても温かい拍手で迎えてくださり、ファンの方も的良先生の人柄が出ているような温かい方ばかりだと思いました」(野水)、「私たちの会話に皆さんが笑ってくださったのと、伽耶ちゃん役として皆さんの前に立つことができてうれしかったです」(本多)とそれぞれ語った。
放送が開始したばかりのアニメについて尋ねられると、「わが子の晴れ姿を見ているようで気恥ずかしさがありますが、すごい作品にしていただいて本当に感謝しています」と的良。また、人気キャラクター・くえす(声:松岡由貴)が本格的に登場する第6話は、「鋼殻のレギオス」の監督・川崎逸朗が絵コンテと演出を手掛けており、「くえすは原作でも満を持して登場するので、映像ではどんな動きになるのかと思っていたら、動き過ぎていましたね(笑)。魔法を撃つ時に、松岡さんがすごくSっ気を込めて演じて下さったので、かなり見応えがあります」とその出来栄えを絶賛。野水も「くえす様は…って、ついつい“様”をつけちゃうんですよね(笑)。とにかく、くえす様が本格的に戦うシーンの音楽がすごい格好いいんです!」と、くえすの魅力を力説した。
最後は、「まだ始まったばかりですが、これからも凛子としてギャグもシリアスも頑張っていきたいと思います」(野水)、「この作品の中にある“守る気持ち”が伝わるように、伽耶ちゃん役頑張ります!」(本多)とそれぞれ意気込みを明かした。的良も「原作はまだ終わっていませんが、アニメはアニメなりの結末を迎えます。アニメ・原作それぞれ楽しめますので、期待して下さい」とファンへメッセージを寄せた。
なお、「おまもりひまり」は2月10日(水)放送開始の第6話から、お色気、アクション、バイオレンス、すべてがパワーアップするハードコア編に突入する。
毎週土曜夜1:00−1:30 tvkほかで放送中
※放送局により放送日、放送時間が異なります
公式HP
http://newtype.kadocomic.jp/omahima/index.php
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/omamori/