八代亜紀さん「言葉が伝わるように」、デビュー50周年を記念したアニバーサリーライブを無料初放送 松崎しげるもゲスト出演
代表曲「雨の慕情」「舟唄」を情感たっぷりに歌い上げる八代さん
再び八代さんが登場すると、1973年に発売された4枚目のシングルで、累計120万枚のヒットを記録した「なみだ恋」や、1977年発売の日本レコード大賞最優秀歌唱賞に輝いた「愛の終着駅」を情感たっぷりに、そして艶やかに歌い上げていく。
曲終了後は八代さんの50年間を振り返るトークコーナーが開催された。実はデビュー当初は曲が売れず、自身で全国をまわりキャンペーンを行ったという八代さん。その後全日本歌謡選手権で注目を浴びることになるが、その頃から“トラック野郎”の追っかけが始まったそうだ。八代さんと言えばトラック運転手のファンが多いことでも有名で、彼らから“八代亜紀は自分たちが守る”と応援してもらったそう。
八代さんは、そんなファンや自身を支えてくれた作詞家、作曲家への感謝、そしてコロナ禍で苦しむ人たちへの応援歌として、50周年アニバーサリーソング「明日に生きる愛の歌」を晴れやかな表情で披露した。続いて、1980年に発売された八代さんの代表曲「雨の慕情」も披露。そして“皆さんの心を少しでも力づけられたら”と告げ、第21回レコード大賞金賞に輝いた「舟唄」を熱唱した。
最後には松崎も登場し、「(八代さんと)一緒にステージができるのは嬉しいこと」と感想を述べる。八代さんも「皆さんに寄り添って頑張るから、一緒に乗り切って頑張るの。よろしくね」と視聴者に優しく語りかけた。そしてラストナンバーとなる「また逢う日まで」をデュエット。お互いに目を合わせながら笑顔を見せる八代さんと松崎の息ぴったりなパフォーマンスで、同ライブは幕を閉じた。
コロナ禍ということで、さまざまな制限がかかっていた当時。八代さんと松崎の“音楽の力で少しでも世の中を明るく照らしたい”という強い想いが終始伝わってくる感動的なライブとなっている。
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