衝撃の幕開け
その後、シナ選手が登場し、安保選手の等身大パネルと相対すると、そのパネルにひざ蹴りをお見舞いし、無惨に破壊ししてしまうという、衝撃の幕開けとなった。
安保選手はリモートにて出演し、「ライアン・ガルシアとの試合が流れて、平本とMMAで試合をすることも考えたけど、折りあいがつかなくて、ファンのみんなには期待だけさせるかたちになってしまって申し訳なかったと思っている」と直前までSNS上で平本選手と舌戦をくり広げていたことに触れつつファンへコメントする。
紆余曲折を経て対戦相手に決まったシナ選手について、「ライアン・ガルシアからしたら一億倍くらい格下。彼は反則王でK-1のクルーザー級のチャンピオンだった時代もあるけど、ファイターとして何ひとつリスペクトしていないし、ガルシア戦に向けて仕上げてきた俺に立ちはだかる相手でもないから、派手にぶっ飛ばしたいと思います」と一蹴する。
これに対して、スタジオにいたシナ選手は、「私は京太郎選手をボクシングで倒した。今回は俺がボクシングを教えてやろうかという気持ち」と安保選手をあしらうようなコメントに、安保選手は「お前ボクシングできひんやん。俺が教えたるわ」と応酬する。
さらに、安保選手から「お前、反則しかできないチキン野郎のくせに、それで自分のことヒーローとか言ってるけど、馬鹿か?」と挑発すると、シナ選手が「私は反則というよりハンサムです」と返し、笑いがおきる。
その後、記者から「直前まで平本選手とSNSでやりあっていたが、今後平本選手と対戦する考えはあるか?」という質問が飛ぶと、安保選手は「やりたい気持ちはあるけど、その前にSNSで幼稚なやりとりはしたくない。俺がMMAをちゃんとやって、平本vs安保が見たいというところまでたどりつけたら、試合をやるべきかなと思った」と冷静な回答する。
最後に両者の意気込みを聞かれると、安保選手は「みんなが見たい試合かどうか自信持って言えないけど、必ずエキサイティングな試合を見せて、この反則王をリングに沈めるので楽しみにしててください」と述べ、シナ選手は「BLACK ROSEとしてがんばりたい。12月14日のK-1の試合はノーコンテストになってしまったけど、最後に花火をあげますのでよろしくお願いします」とコメントした。
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「RIZIN DECADE」
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