オードリーの登場に大喜びのメンバーたち
アンコールでは、日向坂46のファンへの思いを歌った曲「HEY!OHISAMA!」でファンとコール&レスポンスを楽しむメンバーたち。そして最後の「ひなあいコラボコーナー」で、ツアーを通じて行なってきたホームラン対決の決勝戦として、上位5人がトスバッティングで競うことに。
だが、ここでオードリーの春日俊彰がサプライズで登場。さらに、若林正恭も自前の自転車「ラスタカラー号」でアリーナを疾走。メンバーも知らされていなかったオードリーのそろい踏みに、佐々木久美や高橋らは涙を流して喜ぶ。そして、春日も加わったバッティング対決は、藤嶌が見事に優勝し、ホームラン王の称号を得た。
オードリーの二人を見送った後は、日向坂46のライブには欠かせない「JOYFUL LOVE」。メンバーたちがファンがサイリウムで作る「虹」の中を歩きながら歌い、曲終わりには告知VTRで2025年4月5日(土)、6日(日)に周年ライブ「6回目のひな誕祭」が神奈川・横浜スタジアムで開催されることが発表された。
キャプテン・佐々木久美がファンにメッセージを送る
VTR後、MCで佐々木久美は「この『ハッピーマジカルツアー』っていうのは2024年、こんなに日向坂、成長したよって姿を皆さんにお見せできたらいいなという気持ちで、やらせていただいてたんですけど。ライブって楽しいじゃないですか。本当に、夢のような時間というか。ここにいるときだけは、嫌なこととか、苦しいこととかあったとしても、全部忘れられて、帰りに少し心が軽くなって、みんなが笑顔になってくれるっていう。そういう時間になったらいいなと思って、私たちはライブっていうステージに立たせていただいてるんですけど」とファンに語り掛けていく。
さらに、「今回のツアー、兵庫と、愛知と、福岡と回らせていただいて、最後にここ、もう一度ここに立ちたいと言わせていただいた東京ドームで、こんなに楽しい時間を過ごすことができて、もう最高の2024年だったなと私たちも思います。本当におひさまの皆さん、今年もありがとうございました」とファンに感謝。会場からは大歓声が起こり、「うれしい、ありがとうございます」と笑顔を見せる。
そして、「でも、ここで留まるわけでもなく、もちろん私たちはもっともっと上を目指したいですし、目指すべきだと思っています。メンバー一同、1人1人力を付けて、来年には五期生も入ってきます。幸せハッピーな日向坂をお届けできたらと思います。これからもよろしくお願いします!」と話し、全員で「よろしくお願いします!」とファンに伝えた。
アンコールでは卒業メンバーも参加してデビュー曲を披露
最後の1曲には、先程登場した3人の卒業メンバーも参加。日向坂46のデビュー曲「キュン」を全員で歌い上げ、最後に佐々木久美の「こんなに楽しい時間を過ごすことができて幸せです。おひさまサイコー!」という言葉とともに、メンバーたちはステージを後にする。
この日はダブルアンコールが発生し、「キュン」からセンターを務めていた小坂が久々にセンターを務める13thシングル「卒業写真だけが知ってる」を初披露。アップテンポの王道恋愛ソングでファンからの大歓声を受け、「Happy Magical Tour 2024」の最終公演を終えた。