中島健人初の海外ドラマ出演作となるHuluオリジナル「コンコルディア/Concordia」(全6話)。AIテクノロジーで網羅された完璧な社会“コンコルディア”で起きた殺人事件を発端に、その闇が暴かれていくAIサスペンスだ。今回は、本作のあらすじや見どころについて紹介していく。
フランク・ドルジャーが手掛ける、AIテクノロジーに着目した「コンコルディア/Concordia」
大型国際ドラマとなる本作のショーランナー兼製作総指揮を務めるのは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」「THE SWARM/ザ・スウォーム」などの主要プロデューサーを務め、数々のエミー賞を受賞したフランク・ドルジャー。ドイツの公共放送局・ZDFと、中東のメディア企業・MBC、フランス国営放送局・France Televisions、そして動画配信サービス・Huluが参画した大型企画で、日本ではHuluにて独占配信中。
物語の舞台は、AIテクノロジーで網羅された完璧な社会“コンコルディア”。カメラとAIに生活の全てをモニタリングされており、自由で公正、人間らしい社会を保証するこの町で、起こるはずのない殺人事件が発生する。そして殺されたオリヴァーという青年や、周囲について捜査をするうちに、コンコルディアが抱える大きな闇が暴かれていく――。
全編英語のドラマに挑む、中島健人の語学力と演技に注目
イタリアやドイツのさまざまな場所で撮影されている本作には、国際色豊かな実力派キャストが集結。コンコルディアのコミュニティ・オフィサーとして働くイザベル役を、映画「デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日」(2021年製作)に出演経験もあるナンナ・ブロンデルが、危機管理専門家・シア役を、映画「アガサと殺人の真相」(2018年製作)で若きアガサを好演したルース・ブラッドリーが務める。
そして本作には、10月にソロデビューが決定した中島健人も出演。中島はコンコルディアの心臓部である最先端AIシステムの生みの親で、最高技術責任者として活躍する27歳の日本出身のクールな鬼才・A.J.オオバ役を演じている。
ショーランナーのフランク・ドルジャーも中島の出演を歓迎しており、「キミの音楽活動も、日本での英語インタビューも見ていたよ」と言葉をかけてくれたのだとか。全編英語での演技に不安もあったという中島だが、本作ではそれを一切感じさせないパッションが伺える。実際に中島はイタリアでの撮影初日までに英語でのコミュニケーション能力を高め、自信をつけて挑んでいたようだ。実力派キャストたちの中でも見劣りしない、彼の演技力や語学力に注目したい。