演劇『ライチ☆光クラブ』2025に全力で挑むと意気込む岐洲匠、2025年の自身については「変なプライドを捨てる時期」
「初心に返って、初舞台を踏む気持ちで挑む演劇『ライチ☆光クラブ』2025
――2025年は演劇『ライチ☆光クラブ』2025からスタートですね!
つい先日台本をもらって拝読しました。覚悟はしていましたが…やはり独特だなと(苦笑)。
――個性的なキャラクターの中でも、演じられるタミヤは一般的な感覚の持ち主ではないでしょうか。
だからこそ、難しいなと感じています。一見普通に見えるからこそ、実際に抱えている複雑な感情を、どう演じるかが課題です。これから稽古が始まるので、とりあえずは見た目から入ろうと思って、体重を絞りました。食べることが大好きなんですが、あの制服を着こなすためには細身のほうがいいだろうと思って、食事制限をしています。
今回は初心に返って、初舞台を踏む気持ちで挑みたいと思ってるんです。演劇『ライチ☆光クラブ』2025では「子供のままでいたい」という感情を強く感じるので、本当に中学生の心境でやれたらいいなと思っています。
――子供ならではの視野の狭さや残虐性が描かれた作品ですよね。
その一方で、機械を開発したり、階級制を導入したり、ゼラを絶対君主として扱ったり…大人がやることを子どもがやっているわけじゃないですか。それによるひずみがあの世界観だと思うので、本当に演じるのは難しいと思います。台本を読んでもまだ、どんな舞台になるのか想像がつかなくて…その分、本当に楽しみなんです!
――そんな演劇『ライチ☆光クラブ』2025から始まる2025年には28歳を迎えますが、どんな年にしたいですか?
まだまだ子どもっぽいところが多いので、自分が成長するために、変なプライドを捨てる時期なのかなと思っています。演劇『ライチ☆光クラブ』2025では、これまでの全部を1回捨てて、全力でやりきりたいし、これからいただけるお仕事すべてをまっさらな気持ちで挑みたいです!
◆撮影=山内洋枝
取材・文=NI+KITA
スタイリスト=北村梓(Office Shimarl)
ヘア&メーク=田中宏昌