「日常を大切にするっていうのを描いてる作品」
シーズン1の初回放送からちょうど10年目となる『ワカコ酒 Season8』第1話の放送日(1月8日)。この10年を振り返り、「本当に濃かったです。初めて、ワカコを演じた時はあまりお酒を飲めない人間だったんですが、まさか自分がここまでお酒を飲む人間になるとは思わなかったです。この作品に出会って、いろいろな世界が広がり、大人になるってこんなに楽しいんだなってワカコに教えてもらいました」と笑顔を見せる武田。
そして、「ワカコはお仕事も頑張るし、お友達や家族も大切にするけど、自分の時間も常に大切にするところが素敵だなと思っています。また、日常を大切にするっていうのを描いてる作品なので、これからも変わらずその日常を描いていき、まず、シーズン10を目標として続けたいです」と意気込む。
「実際に食べた最初の印象を表現するのはずっと心がけています」
記者から「演じ方で変わったところとかわらないところを教えて下さい」と質問が。まず、武田は「毎回、長回しで3パターン撮影する食べるシーンは、ファーストインプレッションを忘れないっていうのをすごく意識しているところが変わらないです。表情を作りすぎると嘘臭くなってしまうので、熱かったら熱い、硬かったら硬いとか、 実際に食べた最初の印象を表現するのはずっと心がけています」とコメント。
また、変わったところについて「シーズンを重ねるにつれ、居心地のいい現場にしたいなっていうふうに思うようになりました。ゲストで来てくださった方や出演してくださる実際のお店の方が、緊張しないように、みんなでコミュニケーションをより多く取って、アットホーム感を大切にしています。座長として全体を見れる意識は持てるようになりました。20代の頃は、自分のできることで精一杯でそんな余裕がなかったんですが、今はよりこのチームを良くしようと思っています」と語った。