「一緒にいればいるほど、もっと知りたいな、好きだなと感じていました」
海でのシーンやシリアスな場面など、過酷な撮影を共に乗り越えた2人が、互いへの思いをしたためた手紙を読み上げる一幕も。工藤は尾碕へ「今日は久しぶりに会えてとてもうれしいです。真花ちゃんの顔を見ると、どこか安心する私がいます。それはコルミノ(コールミー・バイ・ノーネーム)の撮影期間で、愛としても私としても、琴葉・真花ちゃんの存在に救われていたからだと思います」とメッセージ。
続けて「真花ちゃんは潔く、物事をしっかりと伝えられる頼もしさがあってかっこいいと思う面と、話してみると、かわいいものが好きだったり、よく笑うし、おちゃめな面もあって。一緒にいればいるほど、真花ちゃんのことをもっと知りたいな、好きだなと感じていました」と笑顔を向ける。
そして、「不安なときとかうれしいときとか、どんなときも私のことを思った言葉をかけてくれて、すごくうれしかったです。心が温かくなったし、すごく鼓舞されました。初主演という大きな作品で、一緒にいてくれたのが真花ちゃんで良かったなと心から思います。本当にありがとう。また一緒にお芝居できますように。そして、まだ2人でご飯に行けていないので誘います。一緒にご飯食べてください。まだ知らない真花ちゃんを教えてね」と伝えた。
メッセージを受け胸がいっぱいになった様子の尾碕は「連日ハードな撮影が続いていた中、美桜ちゃんは本当にずっとにこやかで癒しの存在でした。そんな美桜ちゃんに今だから言えることで、中盤あたりから私が何かする度に『えーかわいい!きれい!』と言ってくれるから、それを真に受けて、バクバクおやつやご飯を食べてしまっていました。集中力のない私をずっと隣で支えて、愛でいてくれてありがとう。早くおいしいご飯食べに行こうね」と応えた。
最後に作品の見どころについて、尾碕は「映像がとてもきれいですてきで、監督、役者陣だけじゃなく、照明部の皆さんだったり、各技術の部署の皆さんが一つになって同じ方向を向いて走った作品になりました。それがすごく出ていて、すてきないい作品になっていると思いますので、楽しみに待っていただけたら」と呼び掛ける。
そして、工藤が「見どころと言ったらもう全部!と言いたいところなんですけど、真花ちゃんも言ったとおりに、全員で一丸となって一カット一カットみんなでこだわりを込めて全力でぶつかって撮った作品です。何もかもが愛おしい、好きと思うぐらい、私たちもとても『コルミノ』を愛しているので、皆さんにとってもそんな作品になればいいなと思っています。皆さんの心に何か届きますように。本日はありがとうございました」とあいさつし、イベントは終了した。