「海のはじまり」「コード・ブルー」「ブザー・ビート」…FOD視聴ランキングTOP3に輝いた、傑作フジドラマの見どころをピックアップ
2位「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」(2017年)
山下智久&新垣結衣& 戸田恵梨香らが出演した「コード・ブルー」シリーズは、このランキングで6位(「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」2008年)と7位(「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-2nd season」2010年)にもランクインしてるほどの圧倒的人気作。
翼を持ったER“ドクターヘリ”を題材に、そこで奮闘する若きフライトドクター候補生や指導医たちが、自分の人生と医師としての職務との狭間で揺れ動く姿を描く医療ドラマシリーズで、1st seasonから約10年の時を経て3rd SEASONが放送されたことも話題になった。王道医療ドラマではあるものの、厳しい現実も描かれており、やはり何度観ても感情が揺さぶられる。登場人物ひとり一人のキャラクターも立っており、シリアスな医療現場と日常の緩急の塩梅が絶妙だ。老若男女、誰が観ても絶対に楽しめるドラマと言っても過言ではないだろう。
3位「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(2009年)
山下智久&北川景子らが出演した「ブザー・ビート」は、プロバスケットチームに所属する、気弱だけど真っ直ぐな直輝(山下)と、気が強く前向きだけど素直になれない莉子(北川)が恋と友情に悩みながらも成長していく姿を描いた青春ラブストーリー。B'zの主題歌「イチブトゼンブ」もあわせて、放送当時10〜20代を中心に大きな話題を集めていた印象だ。
“ブザー・ビート”とは、バスケの用語で、試合終了直前に放ったシュートが、終了のブザーが鳴ってからバスケットに入り、得点としてカウントされるものを言う。バスケは時にブザー・ビートで逆転勝ちというドラマティックな試合展開になることも少なくない。そんなタイトルを冠しているだけあり、バスケの試合のようにワクワクするドラマとなっている。
スポーツ×恋愛という王道の爽やかな青春に、プロ(社会人)という要素も混ざることで、さまざまな人生の岐路に立つ登場人物たちの苦悩と選択が描かれる。ストーリーの面白さはもちろん、迫力のバスケシーンも見どころの一つ。さらに元日本代表のバスケットボール選手・五十嵐圭も出演しているという豪華さだ。