本作屈指の人気キャラ登場に「待ちに待ってた」と反響
そんな中、救護室の壁を突き破って現れたのが、シャンプー(CV:佐久間レイ)だ。シャンプーといえば、らんまの命を狙う中国・女傑族の娘で、そのキュートな見た目と性格で本作屈指の人気を誇るキャラクター。前作アニメから声優の佐久間レイが続投することも事前に発表されており、かねてより期待が高まっていた。
そんな待望のシャンプー登場に、視聴者は「待ちに待ってたシャンプー」「最推し来たーーーーーー」「シャンプーの登場嬉しい!」「佐久間レイさんの声もさすがすぎて」と大興奮。「やっぱり令和でもシャンプーは可愛い!」「キャラデザが完璧すぎる…」と色あせることなく蘇ったシャンプーの姿にも喜びの声が上がった。
シャンプーと乱馬の出会いは数ヶ月前に遡る。中国で修行中、呪泉郷ガイド(CV:山寺宏一)の案内で女傑村を訪れたらんま。その日は村で年に一度の武闘大会が開かれており、そこで優勝したのがシャンプーだった。そんなシャンプーの賞品である食べ物を横取りしたことで勝負を仕掛けられたらんまは、うっかり勝ってしまう。女傑族にとって、よそ者に負けることは死に勝る不名誉。らんまはそれ以来、シャンプーから命をつけ狙われることになってしまったのだ。
らんまを追ってはるばる日本にまでやってきたシャンプー。そんな彼女に男の姿でも勝ってしまった乱馬(CV:山口勝平)は、“死の接吻”を受ける。それは、「地獄の果てまで追いかけて殺す」という誓いのはず ――。しかし、傍からはただのキスにしか見えないため、あかねの心中は穏やかではない。乱馬とあかねは着実に距離を縮めているが、未だに想いは伝え合っていない微妙な関係。シャンプーの登場で二人の心はより一層近く…なるかもしれない。
※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」
■文/苫とり子