究極の選択を迫られるハルステッドの迫真の演技に注目
シーズン9では、ボイトやアプトンの正義感や罪悪感を揺るがす心理ドラマが見どころとして描かれる。シーズン8の最終話でボイトの違法な判断に従うアプトンだが、後にその行動が正しかったのか思い悩むことに…。しかも、特捜班がこの事件の真相を捜査するうちに、恋人のハルステッドが隠された事実を知ってしまったため、さらに心を乱される彼女の苦悩を、アプトン役のトレイシー・スピリダコスは繊細に演じている。
その後、調査を開始したFBI特別捜査官のノースが、ボイトとアプトンが隠していた秘密の決定的な証拠を掴んだことで、“犯罪隠匿”の共犯者にさせられてしまったハルステッド。“アプトンと刑務所に入るか、ボイトを差し出すか…”という究極の選択を迫られ苦悩するハルステッドの出した答えに注目だ。ジェシー・リー・ソファーの演技力も相まって、シーズン9ではハルステッドが“もう1人の主人公”のような存在感を放っている。
またシーズン9からは、警察学校を卒業した見習い警官として特捜班に配属されたダンテ・トーレスが新たに参加。ダンテを演じるのは、ドラマ「窓辺の女の向かいの家の女」などに出演するベンハミン・レビ・アギラルだ。とある主要キャストがチームを去ることとなる同シーズン。人気作に途中参加することとなったベンハミンは、以前インタビューで「彼は十字架を背負うことに慣れているから、そこに責任が存在していて、プレッシャーを感じているのは明らかだよね」と想いを語っていた。
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日: 2025/03/05