
アイドルグループ・LarmeR(ラルメール)が1月22日、全国ツアー「Roots of LarmeR」のファイナル公演を東京・Spotify O-EASTで開催。全17曲で熱いパフォーマンスを繰り広げ、LarmeR史上最大規模となる会場に詰め掛けたファンを楽しませた。
“一雫から世界の海へ”を目標に掲げるLarmeR初の全国ツアー
LarmeRは“一雫から世界の海へ”を目標に掲げる、Sizuk Entertainment初のアイドルグループ。坂口渚沙、凪乃瑚々奈、七海花菜、牧野りりさ、水川心愛、みのりの6人で活動している。
2025年7月にLarmeR Regular Act(定期公演)でサプライズ発表され、メンバーが大号泣で喜んだ初の全国ツアー「Roots of LarmeR」。10月に北海道・旭川から始まった今回のツアーは、その名のとおりメンバーやLarmeRのルーツ=原点を巡る“初めての旅”となっており、全国9カ所13公演ではさまざまなことがあった。
そして、初のツアーファイナルとしてLarmeR史上最大規模となる、Spotify O-EASTでのワンマンライブに臨んだ。
王道アイドルソングなどで会場を盛り上げる
映像付きの「overture」で始まった、この日のライブ。LarmeRのライブのスタートを彩る雫の音や波の音、1年前よりも少し大人になったメンバーの姿が流れ、1曲目はLarmeRのデビュー曲「この雫は、海を越える。」。イントロのピアノから頭のサビに入ると会場は一気にきらめき、イントロでファンのMIX(掛け声)は一気に最高潮に。
2曲目は、歯切れの良いギターカッティングリフが主体となる、LarmeRの自己紹介ソング「Love Live LarmeR!」。七海のあおりで会場のテンションはさらに高まり、そこから疾走感あふれる王道アイドルソング「純情コントラスト」「虹色セブンデイズ」、和風お祭りどんちゃん騒ぎソング「ワッチャッチャ!お祭りサマー!!」を畳み掛ける。
自己紹介などのMCの後は、日本のアイドルとしては珍しい“全編英語歌詞ロック”の「Violet Coral」、初めて“全編英語歌詞”に挑戦したダンスナンバー「Never Ever」、英語、韓国語、フランス語、日本語という4カ国語の歌詞となっている「Crazy night Silver moon」を披露。韓国人の振付師による、妖艶だがキレのあるダンスがフロアを一瞬にしてクラブに変えていく。
その後、“ツアーについてのこと”をテーマにした映像がスタート。「意見を言えるようになった」「みんなでホテルで集まって話して団結力が上がった」「トラブルに対応できた」「地元で1人で歌って感慨深かった」などをメンバーが話し、「この雫は、海を越える。」のピアノアレンジver.へ。ともにツアーを回ってきた大切なアレンジの楽曲を、メンバー6人が叙情的に歌い上げる。
そして、急に「ピンポンパンポーン♪」と音が鳴り、全国ツアーのクイズを実施。全員正解しないと罰ゲームという中で、坂口がライブツアーの写真での問題を間違え、1人5秒ずつのキス顔披露となってしまった。


























