
「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00~10:54、フジテレビ系)で11年ぶりにフジ連ドラ主演を務める香取慎吾。シリアスからコメディまで幅広いキャラクターを生み出してきた香取にとっても屈指の個性的キャラクターの一つが、現在FOD・TVerで第1話が無料公開中の「西遊記」(2006年、フジテレビ系)ではないだろうか。同作では第1話から、香取の振り切れたキャラクターが堪能できる。 (以下、ネタバレが含まれます)
孫悟空、三蔵法師とともに旅に出る
「西遊記」は、日本でもこれまで何度も映像化されてきた誰もが知る中国・明の時代の冒険譚。香取主演の2006年版は、脚本を当時「愛し君へ」や「ラストクリスマス」(ともに2004年)、「トップキャスター」(2006年)などフジテレビの連ドラで活躍していた坂元裕二が務め、海外で砂漠ロケを行うなどダイナミックな映像も当時の視聴者を惹きつけた人気作だ。
香取演じる孫悟空とともに旅に出るメンバーは、深津絵里演じる三蔵法師、内村光良演じる沙悟浄、そして伊藤淳史演じる猪八戒。この4人がテンポのよい会話を繰り広げながら、ゆく先々で出会う妖怪たちと激しいバトルを展開する。
孫悟空が口にする“生きることの本質”
2月6日まで無料公開中の第1話からさっそく、香取演じる悟空のダイナミックなキャラクターが存在感を発揮する。歩き疲れれば、砂漠のど真ん中で「無理だよ、お師匠さん!もう一歩も動けねぇ!」と座り込み、貴重な水を懸けて沙悟浄とにらみ合う子どものような奔放さを持つ一方で、勝負どころでは如意棒を振り回し、手ごわい敵にひるむことなく立ち向かっていく。

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