
元乃木坂46で人気Mリーガーの中田花奈が2月5日、都内で行われた『初めてでもすぐ、よくわかる!中田花奈の麻雀入門』(ワニブックス)の取材会に出席した。同書は、トッププロ36人だけが参加できるマージャンプロリーグ・Mリーグにも参戦中の中田が、マージャンのゲームの進め方やアガリ役などを簡単にわかりやすくレクチャーする1冊。覚えたあとには復習できるよう“点数計算ドリル”がついており、初心者にはうれしい“アガリ役一覧表”と“点数計算表”も折り込みでついている。
中田花奈「間違えた情報を流したくないというのはすごく考えました」
最初に出版オファーをもらった際の心境を尋ねられた中田は、「マージャンプロの先輩方が、マージャンの戦術本だったりを出されている方がすごく多くて、憧れるものだったし、私も買わせていただいたりしてきて、マージャンを覚えるときも本を見たりしたので、憧れのマージャン本を出すことができて、とてもうれしいです」と目を輝かせ、監修をする上で大変だったことについては「入門ということで、マージャンを知らない方が読むことになるので、そういう方がどうやって興味を持ってくれるか考えたのと、知らない方が読むから間違えた情報を流したくないというのはすごく考えました」と語った。
また、こだわった点については「私はアプリでマージャンを始めたんですけど、“これなんだったんだろう”ってわからなかったときに、本を見て振り返ったりしたので、そういう形でみなさんが実践しながら調べられるような作りになっています」と紹介し、「マージャンって中国語で聞き馴染みのない言葉とかがたくさんありますが、毛嫌いしないで興味を持ってみようという方が増えたらいいなと思って、見やすくポップに作らせていただきました」と打ち明けた。
続けて、イチオシのページを尋ねられると「『中田’sメモ』というものがちょこちょこ入ってくるんですけど、マージャンになじみのない方が遠い存在に感じてしまうのを、少しでも近く感じてほしいなと思って、間違えやすいポイントだったりに私のコメントがちょこちょこ入っていますので、そこも読んでいただけたらうれしいです」とコメントした。

中田花奈、マージャンの魅力は「一生できるところがいい」
同書をどんな人に読んでほしいか追求されると「マージャンは男女の差がそこまである世界ではないので、同じくらいの年齢の女性の方とか、私は『ぽんのみち』というマージャンアニメの主題歌を担当させていただいたんですけど、女子小学生向けのアニメだったので、『なかよし』を読んでいるような方(世代)で、『ぽんのみち』でマージャンに興味を持ってくれた方が読んでくれたらなと思いました」と期待に胸を躍らせた。
さらに、これからマージャンを始める人に、おすすめの勉強法はあるか聞かれた中田は、マージャンアプリに加え、プロの試合を見ることを提案し「私もいま出場させていただいているMリーグは、ほぼ毎日のように試合が生放送でやっていたりしているので、その試合を見ていくうちに勝手に入ってくると思いますし、実況解説の人たちが面白そうに話しているから、きっと面白いことが起こっているんだろうなと思っていただけると思うので、プロの試合をたくさん見るのは勉強にもなるし、面白いと思います」と声を弾ませた。
そして、マージャンでの今後の目標について中田は「直近の目標は、Mリーグですと“BEAST X”というチームに所属しているんですけど、レギュラーシーズンで敗退してしまうとメンバーを入れ替えなきゃいけないというピンチに直面しているので、そこを通過できるように頑張りたいと思います」と意気込み、最後に、マージャンの魅力を聞かれた中田は「一生できるところがいいかなと思います。覚えたてでもプロの方に勝てたりする運の要素も入ってくるので、そういう意味でも楽しいですし、突き詰めていくとどんどん面白い魅力が出てくるのがマージャンだと思っていて、最初もおいしくて、途中もおいしくて、もっと噛んだらもっとおいしい、ずっと味のする食べ物みたいな感じなので、そういうところも魅力だと思います(笑)」と笑顔で語った。
◆取材・文=風間直人

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