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ダンサーLEO “今までで一番プレッシャーを受けたバトル”を振り返る!

2017/10/19 18:00

間違いないスキルと遊び心溢れるムーブの数々で当時のバトルシーンに衝撃を与えたBEAT SOLDIERは、個々で活躍していた10代のメンバーが1つのチームになったこともあり「エリート集団」とも呼ばれ、次世代のダンスシーンを担うであろうチームのひとつ。そんなチームのメンバーであるLEOは、ソロやIKKIとの2on2でも活躍し、これからますます目が離せないダンサーです。高校3年生となった彼は、今後どんな活躍を魅せてくれるのでしょうか。

LEO
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バトルは好き勝手に踊れるのが楽しい!


――ダンスを始めたきっかけを教えてください。

「幼稚園生の頃、家の近くにダンススタジオができて『楽しそうだなぁ』と思って始めました」

――当時のことは覚えていますか?

「ブレイキンのレッスンを受けていたんですけど、側転ができるようになって喜んでいたのを覚えています。三点倒立とかもやっていましたね」

――言われてみれば、今のLEOくんの踊りに活きている部分がたくさんありますよね。今のHIPHOPを軸にしたスタイルになったのはいつ頃ですか?

「小3くらいのときです。もともとHIPHOPも踊ってはいたんですけど、ARKSTARというダンススタジオでいろいろなジャンルを習うようになったのがきっかけですね」

――最近だとWDC(日本初のストリートダンス世界大会)で準優勝しましたが、一緒によくバトルに出ているIKKIくんはLEOくんにとってどんな存在ですか?

「こんなに気が合うやつがいるんだ!って思います。一緒にお風呂入ったり、何もないときに電話したり、気持ち悪いくらい仲が良いです(笑)」

――それぞれの拠点が千葉と熊本で離れているから、余計にそうさせているかもしれないですね(笑)。IKKIくんとバトルに出るようになったきっかけは?

「踊りのタイプが違うんですけど、だからこそ一緒に踊ったら楽しいだろうな、と思っていて、中学生のときから『HIPHOPのバトルに出よう』って話していたんですけど、中学生で出られるバトルはフリースタイルバトルばかりだったんです。高校生になって、いざバトルに出るようになったらあまり負けたことがないし、一緒に踊っていて楽しいですね。『LEOとIKKIのペア良いよね!』ってKAZANE(LUCIFER)に言われたり、他にも『合う!』って言ってくれる人がいて、自分でも相性の良さを感じています」

LEO
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勝たないといけない、というプレッシャーがあった


――バトルの魅力は何ですか?

「コンテストと違って個人で出るものなので、みんなで練習しなくて良いところ(笑)。好き勝手に踊れるのが楽しいです!」

――バトルに出るときに意識していることはありますか?

「出番前に練習すると逆に不安になって焦ってると感じちゃうので、直前まで動いていない方が緊張しないし、気持ちが楽になるのでギリギリまでゲームをしてます(笑)。なめてると思われるかもしれないんですけど、リラックスできて調子が良い気がするんです。いつもゲームをしているので、みんなに『LEOってゲームが好きだよね』ってよく言われます(笑)」

――それでも緊張したバトルはありますか?

「ILL SKIL STYLERで出場したSDK ASIA 2015の5on5の決勝です。前日にメンバーそれぞれ各ジャンルのソロバトルに出ていて、優勝したのが俺だけだったんです。だから、クルーバトルでは勝たないといけない、というプレッシャーがありましたね。あとは、日本ではなく香港だったということもあって緊張しました」

――日本と海外のバトルでどんな違いを感じますか?

「空気感が全然違いますね。ノリが違うし、踊りに対して素直なリアクションをするので盛り上がったときはスゴイです! あとは、踊り終わったあとに『めっちゃイイね! 名前は?』と声を掛けてくれることが多いです」

LEO
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自分たちが楽しむことが1番!


――最近は、バトルだけでなくコンテストにも挑戦していますよね。

「この間、Rook A Tribeというチームで準優勝しました! 前からコンテストにも出ていたんですけど、JAPAN DANCE DELIGHT(世界最大級のストリートダンスコンテスト)にも出ようと話していて、これからコンテストに出る頻度も増やしていこうかな、と思っています」

――コンテストは、バトルやショーとも違うのでダンスの幅が広がりそうですね。

「そうですね。もともと『ダンスが上手いんだから、振り作りや構成を考えることができた方が将来的に良いよ!』って、SHOTAくん(Rook A Tribe)がチームに誘ってくれたんです。最近は、そういう勉強もしています」

――ダンサーとしてのポリシーやこだわりはありますか?

「練習をキツくしない。自分たちが楽しむことが1番だと思っているので、楽しく踊りたいんです」

――憧れのダンサーは?

「YASSさん(Overflow/FTHEB)、WAPPERさん(New School Order/BORN 2 FUNK)、2GOOさん(FOUNDNATION CREW)。とても優しくて、ダンスだけでなく人としても尊敬しています! 自分が良くしてもらった分、自分の生徒にも同じように接したり、教えてあげたいですね」

――実際に自分のレッスンを持つようになって変わったことはありますか?

「『今日は◯◯をやりたい気分だな』と思ったら、それを一緒に練習する感じでレッスンをしているんですけど、そのお陰で練習する時間が増えて、毎回基礎をしっかり見直すことができるのでバトルで結果を残しやすくなった気がします」

――“教える”というよりも、共有している感じに近いですね。生徒にはキッズが多いと思いますが、生徒含めて10代(同世代)のダンサーたちをどう思いますか?

「みんな上手いし、スゴイと思います! そうは言っても、負けず嫌いなのでこっそりみんなの弱点を探しているんです(笑)」

LEO
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HIROさん(ALMA)のように、日本と世界を繋げたい!


――高校卒業後の予定は?

「大学に進学します。チームメイトの大空と同じ大学なので、一緒にRIZE(大学生限定のバトル)に出ようと話していて今から楽しみです! できれば4連覇したい! あとは、普通に勉強や大学生活も楽しみですね」

――10代のうちにダンサーとして達成したいことはありますか?

「去年出場したJUST DEBOUT(パリで開催されている世界最大級のダンスバトルイベント)がベスト8だったので、今度こそ優勝したいです!」

――では最後に、将来の夢を教えてください。

「例えば、HIROさん(ALMA)っていろいろな国へ行ったり、いろいろなダンサーを日本に呼んでいてカッコ良いし、スゴイことじゃないですか! だから、自分も日本と世界を繋げられたらいいな、と思っています」

LEO
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(撮影●関純一 取材・文●msk(onelove))

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

■LEO プロフィール
https://dancefact.jp/dancers/2000022701/

■SDK ASIA 2015 Final All Style 5on5- Let it flow Vs iLL Skill Styler"Organized by Jamcityhk Limited”

■Bamboo Soldier(ルイス 大空) vs LEO & IKKI BEST4 HIPHOP WDC 2017 FINAL WORLD DANCE COLOSSEUM

■LEO & IKKI vs Gonzy & Raza BEST8 HIPHOP WDC 2017 FINAL WORLD DANCE COLOSSEUM Day1

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