モーニング娘。の田中れいなが声の出演をしているアニメ「怪盗レーニャ」のアフレコ収録が行われ、田中のほか、出演者の岡野浩介、陽季想、能登有沙、三澤紗千香が収録を終えた感想を語った。
同作は「週刊ザテレビジョン」「月刊ザテレビジョン」(角川マーケティング)や「月刊Newtype」「少年エース」「コンプティーク」(角川書店)で連載中の同名4コママンガのアニメ化作品。田中をモチーフにした怪盗・レーニャ(声:田中)と相棒でねずみのチュー太郎(声:岡野)、レーニャを追うエロ警部(声:陽季)、妄想刑事(声:岡野)、天然な婦警のっち(声:能登)、のっちのスカートをめくる扇風機(声:三澤)らがドタバタコメディーを繰り広げる。3分間の作品ながら、原作のサムシング吉松が総監督、音響監督には「機動戦士ガンダム00」シリーズ監督の水島精二が参加するなど豪華な布陣で、1月からKBC(九州朝日放送)で放送中のほか、携帯電話の動画サイト「ムービーゲート」などで配信中だ。
――アフレコを終えての感想を聞かせてください。
田中:テンポがいいのでアフレコは本当に忙しいですね。よそ見をしていたらすぐに次のシーンになってしまうので片時も息を抜けません。
岡野:台本をめくるのが追いつかないくらい本当に忙しいです。気を付けたのは、チュー太郎と妄想刑事、さらにナレーションも演じさせていただいているので混乱しないようにすること。収録後はいつも腹筋がピクピクしています。
陽季:3分という限られた時間ですが、ギャグがぎゅっと詰め込まれていてスピード感がすごい。ですからアフレコももう大変です。この現場を経験すればどこに行っても通用するんじゃないかと思えるくらいです。
能登:わたしはアニメのアフレコは初めてでしたが、名前のとおり自分自身をモデルにして作っていただいたキャラクターなので、初のアフレコとしては一番やりやすい環境でありがたいなと。それと「機動戦士ガンダム00」の大ファンなので水島監督とのお仕事は本当に光栄です!
三澤:わたしは扇風機の風の音役ですが、水島監督からは「自由にやってください」と言われているので、思い付くがままの音を演じさせてもらいました。最初は“扇風機”なんてどうすればいいのだろうと思いましたが、次第に音を考えるのが楽しくなっていきました。
――完成した作品を見てどうでしたか?
田中:アフレコでは忙しくて笑う余裕もありませんでしたが、あらためて作品を見てみたら「こんなに面白かったんだ!」と。特にチュー太郎は丸焼けになったり粉々になったりと大活躍(笑)。チュー太郎ありきの作品です。
岡野:レーニャが過激にいじってくれるおかげです(笑)。僕は、アニメ作品なのに実写場面がところどころに入るのがすごく面白いなと。
田中:そうなんですよね! まさかの実写(笑)。
陽季:ひどい目にあうチュー太郎が実写に(笑)。1秒も休まずどんどんギャグが盛り込まれていて、たった3分でも30分アニメを見たのと同じくらい笑えます。
岡野:どのポジションも“監督”と呼ばれる立場の方々ばかり。そんな方々の能力が結集していますから面白くないわけがないんです! 7話以降の加速ぶりが特にすごいのでぜひ見ていただきたい。
能登:思いっ切り笑ってかわいいキャラクターに和めます。仕事の後など疲れている時に見ていただくのがピッタリです。
――田中さんが福岡県出身ということでレーニャは博多弁を話しますが、聞いてみてどうですか?
岡野:女の子の博多弁は僕はあまり聞いたことがなかったので、かわいいものだなーと思いました。
田中:えーウソっぽいな〜。
岡野:何でそんなリアクション…(笑)。
三澤:すごくかわいいですよ! 見たら絶対に心を奪われます!
田中:ものすごいドSですけどね(笑)。
――警部やのっちも相当なギャグキャラクターですね。
能登:のっちは、ぽやーんとし過ぎですがそこがかわいくて、自分のキャラクターなのに萌(も)えてしまいました(笑)。2.5次元の魅力が分かった気がします。
陽季:そんなのっちのスカートが扇風機の風でめくれると、警部は「許す!」と言って何でも許してしまいますが、僕はその辺の演技は素でやっています。
岡野:いいんですかそんなこと言って(笑)。
能登:スカートがめくれる時の『いやぁん』はかわいいですよね!
陽季:すごくかわいいんです(笑)!
――では最後に主演の田中さんから一言お願いします。
田中:見ればレーニャが疲れを盗んでくれるアニメ、って感じです! ぜひご覧ください!
毎週金曜夜0:50−0:55 KBC(九州朝日放送)で放送中
そのほか携帯動画サイト「ムービーゲート」などで視聴可能
視聴方法は公式HPへ
http://www.reinya.jp
公式ブログ
http://ameblo.jp/kaito-reinya/