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「平常心、流れのまま」インタビューで振り返るKinKi Kidsが歩んだ20年【ザテレビジョン35周年特集】

2017/10/28 10:00

KinKi Kids20年の軌跡をザテレビジョンのインタビュー記事で振り返る
KinKi Kids20年の軌跡をザテレビジョンのインタビュー記事で振り返る

記録より「ファンが、自分が納得できることが大事」【‘02年5月10日号】


‘00年3 月、「LOVE LOVE あいしてる」のオープニングテーマとして光一・作曲、剛・作詞の「好きになってく 愛してく」をリリース。自ら曲づくりもするようになり、表現の幅が広がった二人。’00年3月17日号のインタビューでは、光一が今後についてこう話した。

「僕らで作詞作曲してCDに入っていない歌を集めてKinKiオリジナルのアルバムを制作するっていうのも、おもしろいと思う。でもそれも時期がくれば自然とできるんだろうしね。無理強いはしない。やっぱり平常心、流れのまま歩いていくのが“ボク流”なんだよね」

以来、リリースした全シングルをデビューから連続して初登場チャート1位に送り込んできた二人。連続13曲がギネスレコードとして正式認定され、’02年5月1日リリースの「カナシミ ブルー」で自身初の記録更新を果たした。5周年イヤーの‘02年5月10日号、同曲リリース時のインタビューではこんなトークを。

剛「ギネス記録については、いい意味でどうでもいい…かな。もちろん1位を取れれば、それはそれでうれしいんやけど」

光一「順位で評価される部分はあるけど、どういう音楽求められてるかわかりづらい時代だからね。狙ってやるといっても、限界がある」

剛「記録とかそんなことより、ファンの子が納得してくれるいい曲を出すことが大前提やないかな」

光一「うん。あとは自分らが納得できること。そういう意味でも、この『カナシミ ブルー』は大好きな曲。いくつかあった候補曲から“この曲が一番いいよなぁ”って珍しく二人の意見が一致したな(笑)」

現在も記録は更新中(38作連続)。だが、記録より記憶に残るアーティストに――そんな二人の思いは変わらない。

“H”に込めた「ふたり」「HAND」の意味【‘05年11月25日号】


“A”から順番にリリースしてきたアルバムタイトルがこの年、8番目の“H”に。‘05年11月16日リリースの「H Album -H・A・N・D-」には、KinKi Kidsが手を取り合って、という意味が込められた。リリースをきっかけに“KinKi Kids”として活動することの意味を問うたそれぞれの心のうちは――。

剛「今回はKinKiっぽい曲もそうじゃない曲も二人で歌ってるし、ソロ曲はそれぞれKinKiを飛び越えたアプローチやったり。そういう意味では、今現在の光一のカラーと俺のカラーが合わさったアルバム。それを何色って当てはめるのは難しいんやけど」

光一「今までもKinKiはいろんなジャンルの楽曲をやってきたし、欲張りでいることがある意味俺らの強みかもしれないなと思うんだけど、今回、それがさらに広がった。どの曲であっても、二人で歌えば自然と二人の曲、KinKi Kidsになるというか。これは俺らにとっていい兆候なんじゃないかな」

下に続きます
【KinKi KidsのレギュラーTV番組】
「KinKi Kidsのブンブブーン」
毎週日曜昼1:30-2:00
フジ系

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