
WEST.の重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望が、5月4日に都内で開催された映画「裏社員。‐スパイやらせてもろてます‐」公開記念舞台あいさつに登場。事前に映画公式Xが募集した質問にそれぞれ答えた。
デビュー11年の集大成的な作品
同作は、2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューし、先日11周年を迎えたWEST.が初めてメンバー7人そろって劇映画に主演する、デビュー11年の集大成的な作品。さびれた商店街を舞台に、実は商店街を取り壊す目的で潜入してきた阿川建設、川端建設の“裏社員”(秘密裏に問題を解決する社員)と、商店街を守ろうとする熱血漢を中心にしたクセ強な登場人物たちが織りなす、オリジナルストーリーのスラップスティックムービーだ。
今回の舞台あいさつでは、映画公式Xにて「#裏社員の裏側教えて」で事前に集められた質問が入ったBOXからメンバーが質問を引き、それに答えていくコーナーが行われた。
「皆さんどのように役作りをされましたか?役作りで大変だったこともあれば教えてください」という質問に、川端建設の裏社員・ジン役の中間は「モデルにした人がいまして、うちの事務所(STARTO ENTERTAINMENT)の室龍太くん。龍太のちょっと高い声でツッコむ感じがハマるのかなと。今までの映像とか見返しました(笑)。龍太に感謝しています」と意外な役へのアプローチを明かす。
ただ、本人にはそのことを伝えていなかったらしく「今初めて言いました」と白状すると、「じゃあ、お金払わないと」と指摘され、中間は「はい。顧問料として差し上げます」と、室に謝礼金を支払う意向を示していた。
濱田「今までやらせていただいた役の中で一番難しかった」
そんなふうにそれぞれ思い思いの役作りエピソードを披露していく中、阿川建設の裏社員・詳敷(くわしき)役の濱田は「(役作りに)むっちゃ悩みました。今までやらせていただいた役の中で一番難しかったです」とした上で、「台本を読んで、裏社員ということでスパイであるから本名は誰にも明かしてないし、本名は何やろうって掘っていって、バックボーンを…」と話しだすと、小瀧は「役者やってるね~!!役者やってるよ、この人!」と感心しながらちゃかし、笑いを誘う。
続けて、“役者”濱田は「詳敷って悲しいバックボーンがあって、そのせいで性格的にもそうなったんじゃないか。声のトーンと姿勢と研究して監督にアイデアをいっぱいもらいました。難しいんですよ!」と、難しい役柄だという詳敷のバックボーンまで深く考えて撮影に臨んだことを吐露した。
そして、あらためて詳敷役は難しかったとこぼしつつ、濱田は「僕、(神山演じる)宝田がやりたかったんですよ!」と告白し、「本読みの段階で、宝田をやりた過ぎて宝田のせりふを言おうとしたんです。『濱田さん、詳敷ですよ』って言われて、『僕、宝田じゃないんですか!?』と。宝田としてやろうとしていたアイデアも本読みに持って行ってたのに、急きょ詳敷って言われたから…」と悔しそうに振り返ると、他のメンバーから「あれ本気やったの?」「“急きょ”じゃないねん」「もともと決まってたから」「詳敷:濱田崇裕って書いてたやろ」「そんなやつ聞いたことないわ」などと総ツッコミを受けていた。
映画「裏社員。‐スパイやらせてもろてます‐」は全国公開中。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)
※濱田崇裕の濱は旧字体が正式表記

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