城田優が「オトナ高校」で童貞役に! 三浦春馬と8年ぶりの“制服共演”で「春馬のことが僕は大好き」
テレビ朝日系で放送中の土曜ナイトドラマ「オトナ高校」(毎週土曜夜11:05-11:59)に、城田優のゲスト出演が決定し、主演の三浦春馬とは8年ぶりに制服での共演となる。
本作は、深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に、異性との性経験がない30歳以上の男女だちが繰り広げる、不器用な大人たちによる学園ドラマ。橋本裕志が脚本を手掛けるオリジナルドラマとなっており、三浦は30歳なのに童貞なエリート銀行員・荒川英人を演じている。
総理大臣の息子にして童貞の岩清水叶として城田がゲスト出演
城田が演じるのは、総理大臣の息子で童貞の岩清水叶という強烈な役どころで、第4話(11月4日放送)と第5話(11月11日放送)に登場する。そんな岩清水だが、実は「オトナ高校」設立までを描いたスピンオフドラマ「オトナ高校 エピソード0」でも存在がささやかれていた人物。そして、総理からの「息子を真のオトナに成長させたい」という願いが忖度され、「オトナ高校」に入学することとなった。
だが、入学早々岩清水は、総理の御子息パワー全開で大暴れする。百戦錬磨の教師陣の山田翔馬(竜星涼)らを次々と論破する他、校則は無視したり…と、学校の風紀を乱しまくるのだ。岩清水が入学したことによって激震が走る「オトナ高校」の行く末はぜひその目で確かめてほしい。
8年ぶりの“制服共演”した城田は「春馬のことが僕は大好きです」とラブコール!
岩清水を演じる城田と三浦の“制服共演”は、「サムライ・ハイスクール」(2009年、日本テレビ系)以来8年ぶり。共演を果たした城田は、「制服を着るのも、春馬と“学園ドラマ”で共演するのも久しぶり。だから、懐かしさを感じています。30歳を超えた男ですけど(笑)、制服を着ると何だか若返った感覚にもなる! 気分が上がって、撮影していても楽しいです」と笑顔で語る。
三浦とはプライベートでもご飯を一緒に食べに行ったり、時々連絡を取り合ったりと交流はあるものの、共演自体は3年ぶりだそう。久々の芝居合戦には、「春馬を初めて見たのが地球ゴージャスの舞台。当時『すっげぇ俳優が出てきた!』と思っていたんですけど、その印象は今も全然変わらないですね。落ち着きと茶目っ気を併せ持っているし、責任感も向上心もある! そんな春馬のことが僕は大好きです」と、心から楽しんでいたようだ。
出演に悩んだ城田は三浦と黒木が出演するドラマだから出演を決断!
城田演じる岩清水は、ピアノ一筋という役どころだが、現在放送中の「帯ドラマ劇場『トットちゃん!』」(毎週月~金昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)でもピアニスト役を演じる。そんな城田は、「昔、特技はピアノと言ったのが独り歩きしちゃって、高度な演奏を求められるんですよね。でも、実はそこまでは弾けないんですよ。説得力に欠けるしなぁ…と、オファーを頂いたときは悩みました」と思わず苦笑い。
そんな城田の背中を押したのが、三浦と「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」(2011年、テレビ朝日系)で共演してから大の仲良しだという黒木メイサの存在だったそう。「正直なところ、三浦春馬と黒木メイサが出てるからオファーを受けた、という部分もあるんです。それくらい、2人には強い友情と信頼感を覚えているんです」と打ち明けてくれた。そんな城田が登場する第5話では、偶然にも“友情”がキーワードとなっており、リアルな友情も反映された今後の「オトナ高校」には期待だ。
最後に、「岩清水はオトナ高校に対し、疑問に思ったことはガンガン言うし、一見すると総理の息子の権力をひけらかす男。でも、そこには彼なりの信念があって、ただただイヤなヤツではないんです。実際、『童貞や処女が恥ずかしいなんて、世の中の風潮に流されてるだけ』というセリフがあるんですけど、僕もまさにそういう考えなんですよ。誰と何をしたいか…という個人の感覚はどの時代も自由であるべき――そういうメッセージが初めて見える回で、英人たちの思いも少し変わってくるので、ぜひご覧ください!」とメッセージを寄せた。
性経験のない30代独身男性は25%以上、30代独身女性は30%以上!
30歳を越えた童貞や処女に「オトナ高校」に通う義務があったり、際どいセリフのオンパレードなど、そのぶっとんだ設定も大きな話題となっている本作。最近では、「童貞処女たちが、ピュアすぎて可愛すぎる」「こじらせすぎだけど、なんだか共感しちゃう」「オトナ高校を見ていると不思議と勇気がもらえる」など、SNSなどでは登場人物たちの成長を応援する声も増えている。
さらに、厚生労働省が2015年に行った「出生動向基本調査」では、性経験のない30代独身男性は25%以上、30代独身女性は30%以上…というデータも。そのため、「ありえないと思ったけど、リアルかも」「むしろ社会派ドラマ」と、いう声も多く上がっている。厳しいながらも芯をつくような、大人向けの「オトナ高校」の授業内容についても「先生の言っていることが、結構名言」「勉強すべき、マジ教科書になる」など、“意外に深い”授業にハマる視聴者も続出している。
経験者も、未経験者も心に刺さる部分がきっとある“リアルな恋愛指南ドラマ”となっている「オトナ高校」を見ながら、英人たちの成長ぶりもともに見守ろう。