
元日向坂46の丹生明里が5月22日、都内で開催された舞台「フラガール-dance for smile-」開幕直前取材に、映梨那、中村里帆、木崎ゆりあ、菅原りこ、細貝圭、神尾佑、有森也実、河毛俊作と共に登壇した。
日本映画史に名を刻む「フラガール」、4回目となる舞台化作品
同作品は、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞や第80回キネマ旬報ベストテン第1位など、数々の映画賞を受賞した映画「フラガール」(2006年)の4度目となる舞台化作品。昭和40(1965)年の福島・いわき市を舞台に、エネルギー革命によって炭鉱の町が衰退していく中、未来を切り開くためフラダンサーを目指す少女たちの奮闘を、笑いと涙、感動と共に描く。東京・新国立劇場 中劇場にて5月22日から6月2日(月)まで上演。丹生は舞台単独初主演を務める。
昭和40年、かつて炭鉱の町として栄えた福島・いわき市で生まれ育った高校生の谷川紀美子(丹生)は、父を亡くし、母・千代(有森)と兄・洋二朗(細貝)と共に慎ましく暮らしていた。紀美子にとって炭鉱の仕事は、家族の生計を支えるためには避けて通れないものだった。だが、エネルギー革命の波は炭鉱の未来を奪い、町全体が暗い影に包まれる。そんな中、新たな町おこし事業として「常磐ハワイアンセンター」の建設が発表される。町の大人たちが一斉に反対する中、親友・木村早苗(中村)から誘われた紀美子は、フラダンサーの募集に応募する。

舞台初単独主演となる丹生明里が意気込みを語る
登場した丹生は「舞台としては4度目を迎えまして、この歴史ある劇場で、歴史あるこの作品に谷川紀美子役として出演させていただくことができて本当に光栄に思います。この1カ月以上、お稽古に励んできたので、その成果をたくさん発揮できるように頑張ります!」とあいさつ。
また、初日を迎えた心境について「稽古が始まった時は、本番は遠い未来のように感じるくらい毎日汗を流していたので、ついに来てしまったことに驚きを感じています(笑)。でも、劇場で通し稽古をやらせていただいて、照明や音楽、雰囲気によってより熱くなって、自分が紀美子としてよりフラガールの世界に入って生きられるなというのを実感して、早く皆さんにこのすてきなフラガールを見ていただきたいなという気持ちでいっぱいです」と明かした。





























