「わかりやすくて新しいもの」が一番
――柳沢Pが感じる“千鳥さんとかまいたちさんの心が動くもの”は、具体的に何だと思いますか?
千鳥さんもかまいたちさんも他に多くのレギュラー番組を抱えているので、「この番組で初めて見た!」「こんなことあったんだ!」と感じてもらえることがお2組の原動力にもなるのではないかと思います。
あと理想を言うならば、水曜よる8時という多くの人に見てもらえる時間帯なので。家族揃ってテレビの前にいていただけるというのを考えると「わかりやすくて新しいもの」が一番だと思います。その2つを必要十分条件にすることは非常に難しいのですが。
――“テッパンネタ”の中には、大がかりなロケもあればスタジオで完結するネタも。かなりふり幅が広い印象です。
ネタの特性が2つあるんです。VTRの中で成立するものと、千鳥さんとかまいたちさんがスタジオにいないと完成しないもの。そのバランスを探りながら作っています。MCの4人が番組全体を回すだけでなく、いちプレイヤーとして企画にコミットしてくれることは非常に大きいと思います。
半径3メートル以内にネタのヒント
――5月14日のオンエア回は、芸能人たちが持ち寄ったテッパンネタの中からナンバーワンを決める「みんなの推しSP」でした。ME:IのKEIKOさん、MOMONAさん、RANさんが紹介した“キテレツ過ぎる超一流カメラマン”は、千鳥とかまいたちのお2組も以前に出会われていた方だそうですね。
『千鳥かまいたちゴールデンアワー』が放送される前の取材会で実は僕たちもお会いしていて。その独特なテンション感の撮影に濱家さんが「天才カメラマンだ」とおっしゃったんです。僕も非常に面白いと思いましたし、4人も熱狂してあの放送につながりましたね。
カメラマンの竹中圭樹さんと僕はもうその場で名刺交換をしました。「ぜひお仕事したいです」と。生活している半径3メートル以内のネタをやれるのが理想だとも思っているので、それが具体化した瞬間だったのかなと思います。

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