
池田エライザが主演する映画「リライト」が6月13日(金)より全国公開される。本作の学生試写会イベントが6月4日に実践女子学園中学校高等学校(東京・渋谷)で行なわれ、池田と共演の阿達慶、長田庄平(チョコレートプラネット)、松居大悟監督、脚本の上田誠が登壇した。
“SF史上最悪のパラドックス”を初の師弟タッグで映画化
数々の青春映画を手掛け若い世代から圧倒的な支持を集める松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得しているヨーロッパ企画・上田誠がタッグを組み制作された本作は、“SF史上最悪のパラドックス”と称された法条遥の同名小説を映画化した“タイムリープ×青春ミステリ”。
高校3年の夏、300年後からタイムリープしてきた未来人・保彦(阿達)と恋に落ちた美雪(池田)は、保彦からもらった薬で10年後にタイムリープする。そこで出会った未来の美雪は1冊の本を見せ、それが保彦が未来で出会う小説であり、自分が書き上げたものだと告げる。
「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし保彦を見送った美雪は、10年後小説家となり、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。だが、運命の日、いくら待っても“10年前の美雪”は現れなかった…。
1冊の小説をめぐる“青春ミステリ”は、いくつもの謎を抱え、思いもよらない方向へと進んでいく。ノンストップで解き明かされる驚愕の真実のその先に、大人になった美雪たちが見たものとは。
阿達と長田のサプライズ登場に大歓声
登壇するや否や、池田が「皆さんこんにちは! 温かく迎えてくれてありがとうございます! うれしくて泣きそう!」と笑顔を見せたイベントでは、約600人の学生たちを前に撮影時の思い出を振り返るトークが行われた。
共演者の印象を聞かれた池田は、300年後の未来からやってきた転校生・保彦役の阿達について「撮影当時は17歳で、ピュアさと素朴さが未来人っぽくて素晴らしかった」と称賛。
さらに、小説家になった美雪を支える編集者・佐野役の長田については「本当に編集者みたいだった」と語り、「コントになるんじゃないかと思っていたけど、ほんとに素敵な芝居をされていました」と長田との撮影を振り返った。
そんな中、学生に完全サプライズで阿達と長田が登場すると、まさかの登場に会場は大盛り上がり。大きな拍手と黄色い歓声が飛び交う中、長田は「T(ティー)!」とTポーズを披露。
阿達は「職業柄キャーキャー言われるのは慣れているんですが(笑)、緊張しています」と緊張した面持ちを見せると、長田は「職業柄ティーティー言われるのは慣れているんですけど」と阿達の言葉に乗っかりつつボケて会場を笑いで包んだ。






























