
舘ひろし、柴田恭兵が6月21日、都内で開催された「さよなら 丸の内TOEI『あぶない刑事』上映後舞台あいさつ」に登壇。さまざまな秘話を語って、観客を楽しませた。
閉館する「丸の内TOEI」のグランドフィナーレを彩るプロジェクト
同イベントは、7月27日(日)に閉館する「丸の内TOEI」の65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩るプロジェクトの一環で、映画「あぶない刑事」(1987年)上映後に行われた。
「丸の内TOEI」との思い出を告白
登壇した舘は「私は50年前、東映の映画『暴力教室』(1976年)という映画で俳優としてデビューして、この丸の内TOEIは、私の中でいっぱい思い出のある映画館です」と語り、「『あぶない刑事』に出合えたことで、柴田恭兵という俳優さんと出会え、私の映画人生がとても華やかなものになりました」と述懐した。
一方、柴田は「こんなに狭かったかなと、今思っています」と率直な感想を明かし、「聞いたところによると、ものすごい倍率の中でこの客席をゲットされた強運の皆さん。運がいいぞオーラがすごいです! 『あぶない刑事』は運だけでやってきた映画なので(笑)。会いに来てくれて、本当にありがとう。僕たちも会いたかったです」とにっこり。
また、舘は「1作目の時に、東京・渋谷のシネコンの一番上で上映したんですけど、お客さんがずーっと階段の下まで並んでいたことを覚えています。その当時は映画が斜陽で、映画はあまりお客さんが入らないという印象だったのですが、『あぶない刑事』ではすごく入ったと。そういう記憶がありますね」と回顧。
すると、柴田が「舞台あいさつが終わって、スタッフを集めて乾杯することがあって、当時の岡田茂社長が『柴田くん、この映画はよう分からんのう。こんなんヒットするんかい』とおっしゃったんです。僕、カチンと来まして『社長に分かりやすい映画はヒットしません。分からないのは絶対ヒットします』と若い時にたんかを切ったことを思い出します」と知られざる思い出話を打ち明けた。

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