
竹野内豊主演の映画「雪風 YUKIKAZE」(8月15日[金]公開)の本予告映像がこのたび公開された。併せて本ポスターも解禁。主題歌はシンガーソングライターのUruが書き下ろした新曲「手紙」となっている。
人命救助を掲げた「雪風」
映画「雪風 YUKIKAZE」は、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へとつながる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を描くストーリー。主演の竹野内は駆逐艦「雪風」艦長・寺澤一利を演じる。乗員として、先任伍長・早瀬幸平役に玉木宏、若き水雷員・井上壮太役に奥平大兼らが起用。その他、早瀬の妹・サチ役の當真あみ、寺澤の妻・志津役の田中麗奈、志津の父・葛原芳雄役の益岡徹、帝国海軍軍令部作戦課長・古庄俊之役の石丸幹二、そして、実在した第二艦隊司令長官・伊藤整一役の中井貴一らが共演する。
このたび公開された本予告では、寺澤艦長が冷静に「雪風」の任務を語り始める中、どんなに厳しい状況においても、海に投げ出された仲間たちを救い上げていく乗員たちの姿が描かれている。
中盤、早瀬からの「10年後、20年後、艦長の娘さんが大人になる頃には、日本はどんな国になっているのでしょうね」という問いかけに、寺澤は「普通がいいな」と、当たり前の日常の幸せを願う答えを返す。やがて映像には、特攻作戦に向かった戦艦「大和」から、若き少尉候補生たちを退艦させた伊藤の姿が。終盤、「大和」から海に投げ出された仲間に、声を張り上げながら手を差し伸べる井上の姿で映像は締めくくられる。
Uruが本作のために書き下ろした主題歌「手紙」
本作の主題歌を担当するのは、シンガーソングライターのUru。本作のためにUru本人が書き下ろし、作詞・作曲ともに行った楽曲「手紙」は、アレンジを「あなたがいることで」や「それを愛と呼ぶなら」など、Uruのヒット曲でもタッグを組んだ小林武史が担当しており、Uruの真骨頂とも呼べるバラードとなっている。
「手紙」についてUruは、「遠い昔を生き現代の私たちに時代をつないでくださった方々への感謝や、自分の家族や経験に想いを重ねながら作った楽曲」であり、「何げない日々をより大切に生きようと思わせてくれたこの作品に、寄り添うことのできる曲になってくれたらうれしいです」とコメント。
また、主演の竹野内も、「手紙」に関して「Uruさんの『手紙』につづられた『つなぐ』という言葉が胸に響きます。先祖代々長い歴史の中で、大切に受け継がれた命。命は奪うものではなく、つなぐもの。そのような真心あるメッセージが、Uruさんの優しい歌声と共に、多くの人々の心に届きますよう願っております」とコメントを寄せた。
なお、「手紙」は8月13日(水)にデジタルリリース予定。


































