タモリも認める注目の存在! トリプルファイヤー・吉田靖直にインタビュー
4ピースバンドのトリプルファイヤーが11月2日にニューアルバム『FIRE』を発売。ボーカルの吉田靖直はその特殊なキャラクターからコアなファンから人気を博している。10月13日に放送された「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)においても、出演3回目にしてメインを飾るといった注目ぶりだ。さらに1月スタートの深夜ドラマ「卒業バカメンタリー」(日本テレビ系)では初演技に挑戦する。そんな吉田にインタビューを行い、その謎に包まれたキャラクターに迫った。
――そもそも、「タモリ倶楽部」に出演されたきっかけはどういった経緯だったんでしょうか?
スタッフの方から聞いたのは、以前「共感百景」(テレビ東京)という番組に出演して、イベントとかにも出ていて、来ていたスタッフの方がそこで知ったらしいんですよ。そこから出ませんかと連絡をいただいたんです。
――長年続くタモリさんの番組、出演が来たときはどのように思いましたか?
最初に連絡きたときに、「もう来ちゃうんだ」という感じでした。やっぱり自分の中ではサブカル系の最終地点という気がするので。なぎら健壱さんくらいにならないとなかなか出られないんじゃないかと思ったので。「僕が出ていいんだ」って感じですね。
――タモリさんから「絶対芸人やった方がいい」というありがたい(?)言葉を頂きましたが、どんな気持ちでしたか?
まず僕が何者か分からないところからきているんで、「ミュージシャンです」というのを言わなくても分かる感じになりたいなと思いました。もしミュージシャンとしてもっと地盤がある人でしたら、何も言わなくてもミュージシャンの感じが出ると思うので。
――「共感百景」「タモリ倶楽部」など、コアなファンからはバラエティーの出演が待望されていると思いますが。
芸人さんは、話術が“鍛えられた体”的な感じがあるので。そのへんは僕は、ガリガリで全く鍛えていないし、テクニックとかも持っていないので。そういう芸人さんのパワーみたいなのを間近で見るとすげえなと思いますね。あまりしゃべれないので、テレビで自分の順番が来たらしゃべるという形じゃないと何もできないんです。
――今後も大喜利的な番組なら出演したいという感じですか?
出てみたいですね。出るとしたら、そういうものしか受け皿がないので。
吉田靖直(vocal)
鳥居真道(guitar)
山本慶幸(bass)
大垣翔(drums)
2006年結成、2010年に現在の編成となる。
「高田馬場のJOY DIVISION」「だらしない54-71」などと呼ぶ人もいた。
ソリッドなビートに等身大の歌詞をのせていてかっこいい。人気がある。
メンバーはみな性格が良く、友達が多い。
http://triplefirefirefire.tumblr.com