コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる“小説を音楽にするユニット”、YOASOBI。2019年11月のデビュー以来初となる国内ホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」が、7月13日の熊本公演を皮切りに開幕。7月から11月にかけて全国14カ所・40公演を巡る。
日本各地に“ワンダーランド”のようなワクワクを届けるツアー
今回の国内ホールツアーは、YOASOBIにとって過去最多の公演数。キャラバンのように日本全国を巡りながら、各地に“ワンダーランド”のようなワクワクを届けていくという思いが、「WANDARA(読み：ワンダラ)」というツアータイトルに込められている。
そして、これまでワンマン公演を行ったことのない地域でのライブも含まれる待望のツアーとなり、初日・熊本公演では新曲「Watch me!」や、プレイステーション(R)とのコラボプロジェクトで話題となった「PLAYERS」などを歌唱。さらに、スペシャルゲストとして熊本県PRマスコットキャラクター“くまモン”がサプライズ出演し、「ツバメ」にて共演を行った。
そして、ホールツアーに併せて、一部公演地の会場周辺では、ライブチケットを持っていない方でも参加できる催しとして「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA～WANPAKU MATSURI～」を実施。熊本・くまもと街なか広場(花畑広場)にて、その第一弾が開催された。ご当地グルメやYOASOBIオリジナルのプリントシール、ビッグガチャの実施、さらに熊本公演初日と最終日にはパブリックビューイングも行われるなど、会場外でも楽しめるお祭り企画となっている。
初日・熊本公演ではくまモンも登場し会場を盛り上げた
熊本・熊本城ホールにて初日公演を迎えた同ツアー。夜6時に開演すると、RPGの世界を思わせるオープニングSEが鳴り響き、赤・青・緑の照明が駆け巡ると、会場のボルテージは一気に上昇。レーザーが激しく交錯する中、バンドメンバーが次々と登場。そしてコンポーザーのAyaseに続いて、ボーカルのikuraが姿を見せると、観客からは大きな歓声が湧き起こった。
冒頭から疾走感あふれるナンバーが立て続けに披露される。曲間でのikuraのあおりに呼応するように、会場の熱気はさらにヒートアップ。ライブは中盤へと突入していく。ホール規模だからこそ実現できる、距離の近さを生かした演出も加わり、“観客と共に作り上げるライブ”は一層の一体感を生み出していく。おなじみの楽曲も、ライブならではのアレンジで披露され、終盤に差しかかると、思わぬサプライズが待っていた。
熊本公演限定のスペシャルゲストとして登場したのは、熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモン。ikuraとのユニークなやりとりに観客が湧く中、「ツバメ」を共にパフォーマンス。キレのあるダンスで会場をさらに盛り上げた。
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