
“自分のことを信じる”って気持ちを持ってできた
――優勝した今のお気持ちをお願いします。
結城:もう本当にうれしいですね。去年2位だったことで、ファンの方から「来年は絶対1位狙って頑張って」とたくさん言ってもらえたし、(出場が)決まってからも、「自分を信じればいけるよ」って言ってもらえていたので、そのみんなの気持ちを背負って、“自分のことを信じる”って気持ちを持ってできたのが今回の結果だと思います。
――応援席で見守っていた葵さん、どうでしたか?
葵:今日この日のためにりなちゃんがたくさん努力してきていたのを見てきましたし、たぶん去年の悔しさもあって、プレッシャーとか、ukkaのことも背負って今日一日頑張ってくれたと思うので、すごく感動しました。このすてきな時間をありがとうっていう気持ちと、本当にお疲れさまっていう気持ちでいっぱいです。
――途中、上位に食い込めない種目もありました。全4種目を振り返ってどんな手応えでしたか?
結城:最初のビーチフラッグスが一番自信あったのと、2種目目のテイルインポッシブルは持久力にそこまで自信がなかったので、逆に抑えて。3種目目、4種目目に備えようと、総合で1位になるための計画を立てていたので、2種目目は自分の中ではいい感じだったんです。けど、3種目目のパワーフォースが2回戦で負けてしまって、あれ、結構悔しくて、総合大丈夫かなっていう不安はすごくありました。
表彰式で号泣「みんなに堂々と『1位取れたぞ!』って言える」
――表彰式で号泣されていましたが、どんな気持ちが込み上げての涙だったのでしょうか?
結城:去年2位だったことと、全部の競技に出られなかったことの悔しさが自分の中ですごくあって。ファンの皆さんがたくさん声をかけてくれていたのに、1位を取れなかったのがすごく悔しかった中で、今回この1位を。名前を呼ばれたとき、これでみんなに堂々と「1位取れたぞ!」って言えるその気持ちがうれしすぎて、自然と出てきちゃいました。
――スポーツ万能アイドルとして、今後の抱負や次の目標を教えてください。
結城:「アイドルってスポーツや運動はできないでしょ」と思われることって正直あると思うので、そのイメージを覆して、こういうアイドルもいるんだぞっていうのをたくさんの方に見せつけていきたいです。

――「SASUKE」本戦出場がかなった今は?
結城:今は本戦のことしか考えられないですけど、今年も「KUNOICHI」が発表されたので、そこも行けないかな、みたいなことは思っています(取材時)。
ライバルだけど応援し合える環境がすてき
――今日の予選会で印象的だったワンシーンはありますか?
結城:SASUKEタイムレースで、私の前だった高嶺のなでしこのすうちゃん(涼海すう)が、「頑張れ!」って。ライバルなんだけど応援してくれるっていう、それが「SASUKE」の良さというか。私も順番待ちのときにすごく緊張していたんですけど、頑張っているみんなを見ていたらすごく応援したくなって。「頑張れ! 頑張れ!」っていう気持ちがあったので、ライバルだけどお互いに応援し合える環境が自分的にはすごく印象に残っています。
――今、優勝を誰に報告したいですか?
結城:一番ですか? 今日メンバー全員、「頑張ってきて」と言ってくれていたし、ずっと関わってくださっているスタッフさんもいるし、今日来られなかったファンの方とかもすごい応援メッセージくれたので、関わってくれた全ての人に早く伝えたいです。
――葵さんからご褒美をあげるとしたら?
結城:いいよ! なんでも!
葵:りなちゃんはラーメンが好きなので、ラーメンをおなかっぱいになるまで、好きなだけ食べていいよっていう券か、焼肉食べ放題。どっちがいいかな? 選んでほしい(笑)。
――今日の予選を振り返って、本戦までにどんな準備をしておうこうと思いますか?
結城:結構感覚でやっちゃうことが多くて、今回もこうしていこうっていう考えをまとめていたんですけど、結局出たらとりあえず突っ込むみたいな感じだったので、たぶん本戦はそれだと無理だと思うので、ちゃんと計画したことを実行に移せるように。あと、経験している実希ちゃん(SKE48・伊藤実希望)、理瑚ちゃん(僕が見たかった青空・岩本理瑚)にアドバイスをもらったりして挑めたらいいなと思っています。
――結城さんは人懐っこい感じですが、今日出場された他のアイドルたちと交流があるのですか?
結城:和香ちゃん(私立恵比寿中学・風見和香)は同じ事務所っていうのもあるし、「KUNOICHI」とかで仲良くなったっていうのと、すうちゃんはこの間のTIFで「私もアイドル予選会出るんです!」って声をかけてくれて、そこから結構仲良くなったり、知らない間に仲良くなっている感じですね。理瑚ちゃんはもうマブダチです!
――「SASUKE」本戦での目標は?
結城:ファーストステージ自体すごく難しいと思うんですけど、でも去年見ていてツインダイヤがめちゃめちゃやりたくなって、「これどうやればいいの?」って思っていたから、そういうのを楽しみながら、気付いたらもうクリアしてくらいの感じで、お茶の間の皆さんにukkaの結城りなを知ってもらえるように頑張りたいです。
――最後に、「アイドル予選会」をまだ見ていない人に向けて、この予選会の楽しさを伝えていただけますか。
結城:この「アイドル予選会」は、それぞれのアイドルを応援してくれるファンの方もたくさんいて、アイドル同士はライバルだけど、最後にはどのファンの方も全員を応援してくれて、アイドル同士も応援してくれる。そういうあったかい環境が良さでもあると思います。ライバルだけど仲間みたいな、その雰囲気を味わうことができるので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです。
◆取材・文=鈴木康道
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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