アジアの歌姫・May'nが魅せる!“日本の美”で世界を魅了!【FANTASIA】
“日本の美”を世界に発信していくことをコンセプトに、音楽・ファッション・テクノロジーを融合した音楽フェスティバル「FANTASIA」。11月18日に千葉・幕張メッセにて開催された「EPISODE 1 PRINCESS KAGUYA」では、「竹取物語」の世界観をテーマにイベントが展開された。
日本最古の物語「竹取物語」を現代風にアレンジしたショーに、EDM界で人気を誇るDJがタッグを組んだ本イベント。「竹取物語」のストーリーを挟むように、世界でも注目を浴びるBASEMENT JAXXら7組のDJがそれぞれこだわり抜いたプレーを披露した。
オープニングからファイナルまで全6幕で構成され、全編にわたり、「竹取物語」をモチーフにステージは進行。各幕とも、競技用自転車・BMX、フリースタイルフットボール、西洋竹馬・スティルト、男子新体操、ダンサーなどのパフォーマーらが伝統的な日本の衣装を身にまとい、舞台を盛り上げる。
“かぐや姫”役を務めたのは、アジアの歌姫・May'n。ポップスからダンス、R&B、ロックまで幅広いジャンルを歌いこなすMay'nは、5度の単独海外ツアーを行うなど、アジアを中心に、世界中で広く支持されている。
影絵を使い、かぐや姫の成長を表現!
トップバッターを務めたALISA UENOのDJパフォーマンスが終了すると、たちまちバイオリンを持った女性が登場。みこをイメージした衣装で華麗なる演奏を披露した。
バイオリンの音色が鳴りやむや否や、左右からは踊り子が進み出る。ロックダンスにジャズダンスを取り入れたムーブで、観客を魅了した。傘や扇子など、日本古来の小道具を取り入れ、“日本の美”を醸し出す。
途中、影絵を使ったダンスパフォーマンスを展開する場面も。ダンサーは宙吊りになりながら足を布に絡ませ、重力に逆らうような幻想的な光景を作り出した。
観客が拍手を送る中、おじいさんが登場。竹が映し出された幕に向かって歩いてゆく。赤ちゃんを抱き上げたまま、幕の中へと姿を消すと、かぐや姫がすくすくと成長していく様子が影絵となり、画面に映し出された。
あでやかな十二単を身にまとったMay'nが登場したところで、第1幕を締めくくった。
個性的な貴族が続々と登場!
第2幕から3幕では、次々と貴族が登場する。おじいさんに勧められるも、かぐや姫は見向きもしない中、フリースタイルフットボールのパフォーマンスが始まる。リフティングやドリブルなど、昔の蹴鞠(けまり)を想起させる。
左右では、パフォーマーがブレイクダンスを披露。身軽なステップの足技で、観客を魅了する。
間髪入れずに、今度は別の貴族がスティルトに乗りながら登場。竹馬にジャンプ力を加えた新しい西洋竹馬は、登場すると同時に観客を沸かせた。ステージを刺すかのように無数のライトが照らされ、竹林を表現。その中で、スティルトを用いたパフォーマーがバク宙やジャンピングテクニックを披露する。
それでも相変わらず、かぐや姫は一向に貴族に目を向けない。振り向かないまま、次の貴族へと移り変わっていく。
今度は、新体操をイメージさせるかのような新たなパフォーマーが登場。側転やバク宙で会場をにぎわす中、左右ではチアリーディングで行う、人を持ち上げて飛ばす組体操を披露する。息ぴったりのパフォーマンスに観客が圧倒されるも、やはりかぐや姫はなびかない。
おじいさんが申し訳なさそうに頭を下げる中、第3幕が終了する。他にも、競技用自転車・BMXに乗った貴族や、ホイールを使った貴族が登場し、場をにぎわせた。
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!