今、高校ダンス部がもっとも踊っている楽曲とは?
11月17日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日)で、“高校ダンス部が今踊っているヒット曲ランキング”が発表された。この日の「ミュージックステーション」は“ダンススペシャル”と銘打たれ、DanceFactでも紹介してきた「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」「DAOKO × 岡村靖幸」「MIYAVI × 三浦大知」「荻野目洋子 × 大阪府立登美丘高校ダンス部」など、ダンスパフォーマンスに注目したいアーティストが多く登場。かなりダンス色の濃い内容になっていた。
同番組の人気企画であるMステランキングでは、高校ダンス部の熱さをフィーチャー。果たして日本の高校ダンス部で踊られている楽曲とは? ランキング形式で改めて紹介!
10位:Rising Sun / EXILE
番組内では、様々な高校の授業で踊られている曲で、手と足の動きが難しく、うまく踊らないとただコミカルに見えてしまうので注意が必要と紹介。この曲は東日本大震災の被災地の復興支援を目的としたチャリティーソングであり、めちゃイケで放送された“オカザイル”や、メンバーのUSAとTETSUYAが参加した“中学生Rising Sun Project〜夢の課外授業SPECIAL2015〜”の影響もあるためか、今なお踊り続けられている楽曲だ。
<紹介された高校>
常磐高校(第7回 全日本高等学校チームダンス選手権 全国大会出場)、京都文京高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 全国大会出場)
9位:キミの夢は、ボクの夢。/ ポカリスウェットCM曲
ダンス動画を一般から募集するキャンペーンを行い、1週間で700作品以上が集まった。ダンス動画を投稿するとCMに使用されるチャンスがあるため、多くのダンス部員が投稿した。ここ数年、企業がプロモーションの一貫でダンス動画を利用することが多くなったように思う。一昔前では考えられなかったダンスと企業を結ぶコンテンツだ。
<紹介された高校>
長田高校、呉宮原高校(第7回 全日本高等学校チームダンス選手権 全国大会出場)、三島高校
8位:インフルエンサー / 乃木坂46
番組内では、乃木坂46史上最高難度の高速ダンスが特徴で、真似しようとする高校生がたくさんいたが、難しさゆえ、独自の振りと組み合わせる高校生もいたと紹介。楽曲のタイトル通り、流行りを生み出すものに高校生は敏感だ。手振りが多いのとセクシーさもある振付なので、女子が真似したいと思う振付ではないだろうか。
<紹介された高校>
武蔵丘高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 全国大会出場)
7位:ダンシング・ヒーロー / 荻野目洋子
番組内では、大阪府立登美丘高校ダンス部のバブリーダンスがキッカケで、様々なダンス部が楽曲を使用していると紹介。色々な振付でが多い。登美丘高校ダンス部のバブリーダンス以外にも、高校によってアクロバットや小道具を使うなど、同じ曲でもバリエーションが違う「ダンシング・ヒーロー」が踊られている。ランキングは7位であるが、高校生ダンス部がインフルエンサーになったという点では、今年一番の注目度だったといえるだろう
<紹介された高校>
光が丘女子高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 全国大会出場)、昭和第一学園高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 全国大会出場)
6位:Follow Me / E-girls
インタビューに答えた女子高生から「かわいい女の子たちがキレキレで踊るカッコかわいい曲」と評価を受けていた。大人数で曲もダンスもかっこよく、振付自体が人気であるため完コピするダンス部が多数。文化祭や卒業生を送る会とかで使われる定番曲で女子高生から圧倒的な人気を持っていると紹介された。E-girlsがブレイクするキッカケになった曲。やはり女子高生から支持を得るというのは、ブレイクするための必須要素なのかもしれない。
<紹介された高校>
世田谷総合高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 東日本大会入賞)、泉陽高校(第10回 日本高校ダンス部選手権 全国大会出場)