郷田とは真逆「完全に保守派です」
――渡邊さんは気になる相手が現れたら、どういうアプローチをするんですか?
大人になっていろいろ経験して知ったからこそ、手順をふみたくなるというか。例えば、ちょっと仲良くなって、何人かでご飯に行ってからみたいな。どうしても断られるのが怖いからそういう方法を選ぶじゃないですか。
本当はいきなり告白から始まる郷田のようなストレートなアプローチができたらいいんでしょうけど、僕は完全に保守派ですね(笑)。
――大人になって、ということは、若いころはもっと勢いがあった?
いや、若いころも勢いはなかったです(笑)。僕は友達が大好きだったので、恋人よりも友達の比重のほうが大きかったように思います。それは今も変わらずでどうしても友達を優先してしまいます。
――ちなみに、自分が恋人をリードしたい派? それとも引っ張ってほしい派?
両方あるのが一番だと思います。自分がリードするばかりだと疲れると思うので、自分が好きな子とやりたいことがあれば自分でプランを立てるし、逆に相手がやりたいことなら僕が合わせるし、みたいな。
――もし相手が完全に引っ張ってほしいタイプの子だったら?
僕とはきっと合わないですね(笑)。相手がやる気なく見えてしまうので、それなら一人でいいやって。僕は何事も一緒に進んでいきたいので、一緒に楽しめないのなら別れを選ぶと思います。もちろん、誕生日とか記念日みたいなものは別ですけどね。
理想の夫婦像は「“楽しい”を一緒に共有できる関係」
――このドラマでは夫婦の形についても描かれていますが、渡邊さんの中で理想の夫婦像や結婚しても譲れないものはありますか?
一人の時間は欲しい。友達と過ごす時間も欲しいし、今の自分のペースが保てるのが理想ですね。
――今のペースというのは?
友達と遊びたいときには遊ぶし、地元に帰りたいときには帰るし、っていう。もちろんそこに彼女が一緒に来てもいいんですけど、お互いにある程度のわがままが許容される関係ではありたいです。だから、僕も彼女が友達と遊びに行きたいと言ったら、「行っておいで」と送り出すし、相手の行動を制限するようなことはしないと思います。まあ、「僕も誘ってよ」とはなりますけどね(笑)。
――夫婦円満の秘訣はよく“忍耐”だと言われますが、渡邊さんは結婚しても自分のペースを乱されたくない方なのでしょうか?
今一人でやっている“楽しい”を一緒に共有できる関係が理想というか。それができれば楽しさが2倍になると思うし、お互いの時間を尊重しつつ、それも含めて楽しめる人だと最高だなと思うんです。





























