吉沢亮が主演を務める、映画「国宝」が米国アカデミー賞、国際長編映画賞日本代表作品に決定した。
芸の道に人生を捧げた喜久雄の壮大な一代記
映画「国宝」は、吉田修一氏が本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の下で3年間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた同名小説を李相日監督が映画化。
任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄(吉沢)の50年を描いた壮大な一代記となっており、映画について原作者の吉田氏は「100年に一本の壮大な芸道映画」と述べている。
第98回米国アカデミー賞 国際長編映画賞日本代表作品に
李相日監督作品では「フラガール」(2006)以来、2度目の代表作品となる。
今後は、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらに5本に絞られたノミネート作品が発表される。受賞作が発表される第98回アカデミー賞授賞式は、2026年3月に行われる予定となっている。
国内の歴代の興行収入ランキングでは、邦画実写において、「踊る大捜査線THEMOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開、173.5億円)に次ぐ第2位の成績を記録している。
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